ある本(「宇城憲治師に学ぶ 心技体の鍛え方」 小林信也著)に、
人は、何か刺激を受けて行動するのに、約0.2秒かかる。さらに、自分が
行動(反応)したと自覚するのに約0.3秒かかる。合わせて0.5秒経ってから、
(ああ、いま自分は反応した)と意識するわけだ。
と書いてあったのでそれをそのままうのみにしていたが、
その要約の元ネタ(原本)である「マインド・タイム」 ベンジャミン・リベット著
2005・7月 岩波書店
を読んでみて驚いた。そうは書いてないのだ。著者の書き方がまずいというか、
ちょっと無理がある結論に誘導しようとしている書き方をしているのだ。
(粗く読めば、上記の要約にとれるかもしれない。)
上記の要約は忘れよう。