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梅雨で、天気も変わり模様で、
プールが始まっているこの時期
お子さんも疲れてくることが多いです。
うとうとしたり、
気持ちが高ぶったりと
いつもの活動ができないことがあります。
こんな時は、
気持ちが不安定になりやすいので、
「訴えと感情」は、
別々にしておくことが大事です。
こんなことがありました。
あるお子さんが、
折り紙で、飛行機をつくっていました。
その中で、作りたい飛行機が載っている本が
見つからない。
「どうしたの?」
「載ってない」
「作りたいのが載ってないの?」
「ない」
「そうなんだ、
じゃあ、これはどう?」
「いやだ」
「どうしようか」
「載ってない」
と、
やりたい気持ちが爆発して
泣いてしまいました。
このお子さんも
プールがあったので、
疲れがちょうど出てきたことみたいです。
こんな時、
高ぶった気持ちが収まらないと
どうしようもないです。
そこで、
「したかったんだね」
「悲しいね」
「残念だね」
といった、
「慰めるような言葉」
「泣いていてもしょうがないでしょ」
「泣き止んで」
「何がしたいの」
という
「無理やり気持ちを収めるような言葉」
を投げかけると
泣き続けることが多いです。
なぜなら
「気持ち」にフォーカスした
言葉の投げかけだからです。
「火に油を注ぐ」ようなものです。
このような場面は、
「泣き止んだらきてね」
と
お子さんを「1人にすること」です。
もちろん
ほったらかしではなく
見守っていて
本人が落ち着いて、
「あのね」
と来てくれるまで待ったり、
本人が言えない場合は、
泣き止んで、落ち着いてるころに、
「これどう?」
とほかの玩具で遊ぶことを相談します。
「訴えと感情」は、
別々にしておくことが大事です。
泣きながらの訴えるとき
または、
怒りながらの訴えるとき
お子さんの中で、
整理ができないため
どうしたらいいか
考えられないからです。
なので、
泣き止んで、
落ち着いたことを見計らって
「どうしようか」
と、話をすると伝わりやすいです。