お子さんに「自分で考える」を教えること | プロスペール (児童発達支援サービス・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援)

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いつもご拝読頂き、ありがとうございます。

 

お子さんに、「自分で考える」ことを

教えることは大事です。

 

前もお話ししたように、

人に指示されることに慣れてしまうと

お子さんが自分で考えて動くとき

どうしたらいいか、わからなくなるからです。

 

なので、

お子さんに

自分で考えることを

「促す、教える」ということが大事だと

最近よく聞きます。

 

その中で、

「自分で考える」ことを教えているはずが、

お子さんの考え方をコントロールしていたり、

別の目的になっていたりします。

 

「自分で考える」ことを教えるのに、

注意することは、

「大人の顔を伺うようなやり方はしない」

「大人が答えを出していることに、合わせようとすること」

です。

 

例えば、

宿題を一緒にしているときに、

問題の中で、いくつかの問題から選ぶものの場合

大人の表情を視ながら答えを決めるようなことだったり

 

食べるときに汚したり、壊したりしたときに

「ごめんなさいは?」と言わせるようにしていると

失敗したらすぐ

「ごめんなさい」というようになります。

お子さんは、言えばいいんだと思うようになります。

 

あるいは、

お子さんが自分で片付けてるときに、

なおすことを目的にしてるはずが、

「順番が違う」「なおすところが違う」

「入れ方が違う」

と、何回も初めからやり直していく。

これは、大人のやり方を真似るようにしているのです。

 

SNSでこんな記事を読みました。

あるスポーツクラブの監督さんが、

選手に向かって指導をしてる話です。

 

「お前ができないのは、練習のやり方が違うからだ」

「自分で練習のやり方を考えろ」

「違う、そのやり方は間違ってる、考えろ」

「違う、そのやり方じゃない」

「そうそう、そうだ、そうなんだ」

 

といったやり取りが載っていました。

これは、考えさせてるようで、

監督さんの

「考えてる通りにしているのか、どうか」が、

お子さんの課題になっている

と書いてありました。

 

お子さんの「考える」ことから

その結果について

どうするのかが大事です。

 

考えた結果を「認める」

「考えたね、わかった、じゃあ、してみて」

そのうえで、

少しアドバイス

「わかったかな、できるかな?」と

おこさんが理解していることを確認します。

そして、

実践

「どうだった?」

と感想

「どこが気になる?」

「じゃあ、そこを考えてみて、どうするか教えて」

で、また最初に戻る

 

このように、

「お子さんの考えた結果を認め、

どうしていくかを一緒に打ち合わせをしていく」

 

お子さんとの話し合いは、どちらかというと

「打ち合わせ」のような「確認」になると思います。

 

お子さんが納得、理解することで、

「考える」ということができるようになると思います。