いつもご拝読頂き、ありがとうございます。
プロスペールに来るお子さんの中に、
今度1年生になるお子さんがいます。
今の時期は、卒園してから入学式までの間、
1日のご利用をされています。
御利用している様子を見ていると、
「せんせい」「せんせい」と呼ぶ数が多いです。
トイレに行くのも呼ぶ
着替えるのも呼ぶ
ご飯食べるのも呼ぶ
先生がそばにいるのが当たり前になっているようです。
保育園では、
お子さんとスキンシップを取りながら
できることを増やしていく
いろんな行事や活動をを通して、
みんなと仲良くしていくことを教えていく
そういった、集団活動での取り組み方なので、
サポートが必要なお子さんには、
流れに合わせられるように
細かく教えています。
特性のお子さんにとって、
保育園の先生は、
出来ないことやすることを
身近にわかりやすく、
教えて頂けるため
1番の信頼が置ける大事な存在です。
その反面、
特性のあるお子さんにとっては、
「この人に言えば、助けてもらえる」
「この人を呼べば、してもらえる」
と、1人の大人に固執するようになります。
そのため
「せんせい~」と呼ぶたび、
「どうしたの?」
と行くことが増えていきます。
その回数が増えていくと、
いつもできてることも
呼ばれたりします。
そのため、いつも頼られる先生は、
そのお子さんにいつもつくようになります。
補助の先生がいる場合は、まだいいのですが、
保育園は集団活動なため
1人のおこさんに、
いつもつくわけにはいきません。
そこが、保育園の先生の「困り感」のひとつです。
そうした日々を過ごしたお子さんが、
今、1日過ごしていると、
同じように、呼ぶようになります。
ですが、
なるべく、
「ここまでできたら呼んでね」
といった具合に、
「自分で考える」前段階をしています。
小学校の過ごし方は、
集団生活が基本なため
「時間で動く」ことになります。
また、
学習の場のため
先生も1人について
身辺自立のため
できるまで付くことができません。
そこをできるようにしていくのが、
プロスペールの役割、療育ということになります。
もちろん、
ご家族のご協力を頂くことが大事です。
よく、打ち合わせをしながら取り組んでいます。
新一年生のお子さんにとって
入学してから 夏休みまでの間
たくさんのチャレンジと
挫折の繰り返しをするため
ストレスがかなりのものだと思います。
どこかで、公園に行って運動したりして、
ストレス発散をさせてあげたり、
出来たことを
たくさん、ほめることが大事です。