いつもご拝読頂き、ありがとうございます。
おこさんの活動をしている様子を見ていると、
ひとりで遊ぶことができないお子さんがいます。
遊び方を知らない
楽しいことが分からない
そもそも興味がない
といった様子がうかがえます。
そういったときに、サポートに入ったりするのですが、
「こうやって、するんだよ」といった教え方をしても
大抵、面白いとは思わないようです。
やり方ができても 楽しい気持ちにヒットしないことが多いです。
そういう時は、
お子さんが求めてる楽しいとは、違ったり、まだ早かったりとあります。
ですが、大人からすると、
「せっかく、買ったんだから」と
元を取らないとみたいな
「たのしいー」と盛り上げたり
痛々しいことがあります。
その中で、
気になるお子さんに、
誰かに「かまってもらう」ことを
してきたお子さんがいます。
小さいころから
踊るところを見せて、
「喜んでもらうことがうれしい」
といったところからの始まりでした。
それから
頻繁に踊るようになりましたが、
次第に、大人は見なくなります。
そうしたら
大声を上げることを始めたり、
咳をしたり、「痛い」と言ったり、
大人から
「どうしたの?」
寄ってくるようにしてました。
そうしていくと、だんだん
誰も関心がなくなってきます。
年齢を重ねていくと
だんだん知恵がついてきます。
今度は、お友達に対してすることで、
大人から注目獲得をするようになります。
例えば、
一人遊びをしているのを
邪魔をされることが嫌いなお子さんがいます
邪魔された場合、行動で表現することが、多いです。
その子が遊んでいるときに、玩具の一個を触ったり、
何かしら言ったりして、怒らせる行動をします。
そうして、
手を出したときに、
「叩かれた」とスタッフに言いに行きます。
スタッフは、もちろん
「大丈夫?」
「どうしたの?」
と気に掛けます。
それを繰り返すことで、
自分に「かまってもらうこと」を覚えました。
なので、玩具には全く興味はないようです。
何してもすぐ、やめてしまいます。
スタッフの目線としては、どうしても
攻撃するお子さんを見てしまいます。
そのお子さんが、
したことをどうするか
どうしたら行動で表現しないようにできるか
と考えがちになりますが、
こういったこともあるので、
常に、
お子さん同士の言動、関わり合いを、
よく観察しておく必要があります。
また、
途中で止めることも必要ですが、
けがや事故がないことを踏まえたうえで、
一連の流れを最初から最後まで、
観察しておくことも大事です。
こういったことを書くと誤解されますが、
お子さんの悪いことを書いてるのではなく、
ある行動心理として、書かせて頂きました。