いつもご拝読頂き、ありがとうございます。
おこさんの特性に、
「自分の気持ちを伝えるのが苦手」
というお子さんの特徴があります。
例えば、
気持ちを言葉に出すのが苦手なため
言葉より行動で表現したり
気持ちと違う言葉を出したり
ずっと泣いていたり
その子によって、いろいろな表現の仕方が違います。
また、家庭環境によっても変わってきます。
例えば、
決まった人にしか話せない
同級生のお子さんしか話せない
大人の男性には話せない
などあります。
その中で、
話すことが苦手なおこさんで、
自分で話すことができない。
問いかけにもうなずくことで、表現するお子さんがいます。
活動が始まるとき
その場に立ったまま動かない
「どうしたの?」と聞いてみると
眼を動かすばかり
どうしたいのか、わかりにくいところです。
その場合、理由として
活動に参加したくない
座る場所に、苦手なお子さんがいる
別なことがしたい
など考えられてました。
これは、あくまでもそのお子さんとの関わりの経験上のことなので、
いつもそうでもないし、成長すればまた理由が変わります。
そういう場合に、ポイントとして
活動に参加させる目的にあります。
自分の気持ちを話すのが苦手なお子さんの性格を
考えたときに
そのお子さんが「参加したくない」ということを
受け入れるのか、どうかにあります。
自分の気持ちを表現できるお子さんの場合
「参加したくない」といったとき
受け入れるのか、どうか
活動の目的次第になりますが、
その時間の過ごし方を共有することを目的にしてる場合
「参加する」という選択になります。
なぜなら
「自分のしたいこと、やりたくないこと」と
「その時間にすること」は
折り合いをつける必要があるからです。
学校生活の上では、
「自分のしたいこと、やりたくないこと」
より
「その時間にすること」が優先されるからです。
ですが、プロスペールの活動では、
その時間にすることに参加しますが、
その中で、できる範囲で参加する
たとえば、
「一回だけしてみる」
「座ってみてみる」
あるいは、
興味が出てきたときに、
スタッフが誘ってみる
といった形で、参加を促していきます。
もちろん、お子さんのよって取り組み方、参加の仕方は違ってきます。
日頃からしていることや好きなことなど
を観察して、聞いてみたりと
関わりを持つことを積み重ねることが大事です。