本日もご拝読頂き、ありがとうございます。
プロスールに通われるお子さんの中には、発語の難しいお子さんがいます。
発語が難しいといっても おこさんの発達段階で、様々です。
お子さんの発達と発語は、深い関係にあります。
発語の状態が、お子さんの発達段階の目安になるからです。
子どもの言葉の発達とコミュニケーション:子育てほっと情報:キレイライフプラス|九州電力 (kireilife.net)から
のように、成長年齢(目安)に沿って、発達していく様子があります。
ただ、特性のあるお子さんは、成長年齢(目安)にあてはまりません。
それは、年齢に沿って成長はしていても 発達していくところがデコボコで、すくすく発達しているところ、ゆっくり発達しているとことがあるためです。
そのため
「この年齢になっても 言葉が出ない」とか
「50音の中で、言えないところがある」などと
「ほかの子が言えるのに、うちの子は言葉が出ない」
と、心配されてご相談を受けます。
「言葉の訓練をしたほうがよいですか」と
言葉の訓練をすることで、言葉が言えるようになるのではないかというお話をよく受けます。
言葉の訓練は、受けることも大事ですが、お子さんによって、訓練が必要な時期や訓練までの準備が必要なお子さんもいます。
そのため
発語するまでの発達段階を理解しておく必要があります。
お子さんの発達段階を知ることで、今お子さんにとって、必要なことが分かってくるからです。
子どもの「ことば」の発達とは?「ことば」の遅れの要因と発達を促す5つのポイント | 訪問看護ブログ | PARC(パルク) (medi-care.co.jp) から
このように、言葉を発するまでの過程で、いろんな身体の感覚や体感、運動機能などが十分に整ってから言葉の発達へとつながります。
そのため お子さんに、今のうちに発達を促すことをさせたい、通わせたいというお気持ちがあると思います。
なので、現在のお子さんの発達段階で、何が必要なことかを十分に把握したうえで、取り組むことになります。
そのうえで、大事なことは、
「お子さんが楽しんでしているのか」どうかです。
必要だから我慢させたり、なだめたりしてすることが
果たして重要なのかどうか、この先も続けていけるのかどうか。
御相談される方々、関わる方々が、発達段階を把握されて、お子さんにとって必要なことを提供しているのか、どうか。
やはり、お子さん自身が進んでしていることと、楽しんでいることが一番です。