ヴォクシー MZRA90W KYBダンパーテスト | サスペンション開発日記

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KYBダンパー&スプリングの開発テストのレポートとレース活動の報告です!

ヴォクシー MZRA90W テストしました。
 
 
 
今回は2.0Lガソリンモデル 2WD(FF) です。。。
 
 
2022年1月に発売された4代目
90系 ノア・ヴォクシー
 
先代80系で大幅に低重心化が進み
操安性が大幅に向上されたのが印象的でしたw
 
8年経った今回の新型90系は完全刷新
 
プリウス50系から始まった
新型GA-Cプラットフォームを採用されており
更なる低重心・低慣性が特徴
走り出しからいきなり実感出来るレベルです(^^♪
 
ボディ形状との関係もありますが
エンジンルームを見ただけでも全てが低い!
 
 
 
ミニバンでワイパー&フロントカウルを外さず
ストラットタワー側の取付けを外せるなんて
だいぶ久しぶりですね(o^^o)
 
 
 
乗ってみるとまずは着座位置の低さに驚きww
そして、ロールやピッチングなどの挙動が
ミニバンとは思えぬ少なさ!
セダンを運転している感覚に近いです。。。
 
80系で走りの良さに驚いた記憶がありますが
90系の更なる進化にビックリ!(^^)!
 
ここまで旋回性・減速時の挙動の高いミニバンは
他とは一線を画す素晴らしい性能だと思えます。
 
 
今回のテスト車はヴォクシー「S-G」
 
まずはノーマルストローク関係のデータ取り
 
フロントはフルバンプ再現をしてみると、、、
 
 
 
ドライブシャフトとボディのクリアランスが約9mm


 
 
実際にはバンプクッションも入るので
ここまでは行きませんが、基本この状態で検討
 
ダンパー本体のケース長短縮はしないのが
得策と判断しましたw
 
リヤのストローク、干渉などは全く問題なし(^_^)v
 
 
今回のテストアイテムは1種類
『NEW SR MC』 のみで行います。。。
 
 
 
さっそく装着
 
 
 
 
 
走りのフィーリングは良い感じですww
 
ノーマルで高速道路走行時に若干気になった
リバウンド初期の浮き上がり感はスッキリ解消!
 
高速操安は向上して接地感の高さを感じる
安定したフィーリングになりました。
 
乗り心地を悪くせず、本来持っている
曲がる・止まるの運動性能は
更に際立たせる事が出来た感触ですね(^_^)v
 
イメージ通りの 『NEW SR MC』 フィーリングです!
 
 
続いて 『Lowfer Sports』 ・・・
 
本来はこの展開ですが今回はNEW SR MCで代用
ローダウン時のフィーリング確認をします。
 
スプリングはRS-R Ti2000 Downを使用
 
 
フロントケース長の短縮不可を想定して
ノーマルより短いバンプクッションを使用
 
 
これでバンプストロークの雰囲気を見てみますww
 
 
 
 
 
今回車高は フロント-35mm, リヤ-40mm
でしたが、嫌みな突き上げも無く
フロントのステアフィールも問題無し。。。
 
結果的にはノーマルのバンプクッションでも
大丈夫なレベルでした(^^♪
 
 
引き続き HYBRID 2WD (ZWR90W)
2.0Lガソリンモデル 4WD (MZRA95W)
もやっていきます。。。
 
そしてローダウンスプリング 『L・H・S』 
も準備出来次第テストしていきます(^_^)v
 
 
 
完成まで今しばらくお待ちくださいませm(_ _)m