ソリオHYBRID MA37S (2WD) KYBダンパーテスト | サスペンション開発日記

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KYBダンパー&スプリングの開発テストのレポートとレース活動の報告です!

ソリオHYBRID MA37S (2WD) テストしました。
 
 
 
2020年12月に発売開始となった3代目となる新型「ソリオ」
 
前回のMA27Sに続いて
今回はマイルドハイブリッドのMA37Sです(^^♪
 
 
前後スタビ無しのMA27Sに対して前後スタビ有りのMA37S
 
第一印象、曲がる・止まるをはじめ全体のスタビリティは高く、
だいぶフィーリングが異なりますww 
 
ロール時のスピード、最大ロール角度が根本的に違いますね。。。
 
ただし後部座席の乗り心地を意識しているためか
上下ストロークは滑らかで当たりはかなりソフトな設定。
 
リバウンドストローク時のフィーリングはMA27S同様で、
高速操安性については少し不足を感じてしまいます。
 
ダンパー交換でイメージ通りのステアフィールと
操安面の向上でしっかり感アップが期待出来ると思います(^_^)v
 
 
 
今回のテスト車は 2WD グレード 「HYBRID MZ」
 
まずはノーマルストローク関係のデータ取りと、
各部のクリアランスや各構成パーツの確認を終わらせますww
 
 
では試作品の装着
 
テストアイテムは毎度の2種類
『NEW SR MC』 & 『Lowfer sports』 
 
 
 
フロントは2WD&4WD ALLグレード共用
MA37Sは純正は入っていませんが
リバウンドスプリング内蔵で設定しています。
 
リヤは2WD専用品です。
 
 
まずは 『NEW SR MC』 からスタート
 
 
 
 
 
ステア応答、ステアセンター付近のリニアリティも高いので
高速走安性良好! とても運転しやすいです。
 
リバウンド時の収束性も向上して
しっかり感はグッと上がりました(^_^)v
 
前後ロールバランスも良く、
ハンドリングとスムーズな乗り味もしっかり両立ww
 
イメージ通りの 『NEW SR MC』 クオリティです。
 
 
 
続いて 『Lowfer Sports』 
 
スプリングはRS-R Ti2000 Downを使用します。
 
 
 
本体ケース長を-15mm短縮しているので
ステア応答とスムーズな入力感のバランスは良く、
スッキリしたドライバビリティになっています!
 
 
 
リヤも本体ケース長は-20mm短縮してあります。
 
バンプストロークはしっかり余裕もあり
ローダウンでも嫌みな突き上げ感はナシ(^^♪
 
 
ソリオHYBRID MA37S (2WD)
『NEW SR MC』 & 『Lowfer sports』  確認終了です!
 
ダンパー減衰力についてはMA27Sとのマッチングも考慮して
リバウンド側のみ若干アップして設定したいと思います(^_^)v
 
 
 
次回は 『L・H・S』 のテストをレポートしますww
 
発売まで今しばらくお待ちくださいませ(^^)/~~~