ヤリス MXPA15(4WD) KYBダンパーテスト | サスペンション開発日記

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KYBダンパー&スプリングの開発テストのレポートとレース活動の報告です!

ヤリス MXPA15 (4WD) テストしました。
 
 
 
今回のテスト車はガソリン1.5L 4WD  グレード「X」
 
先月から続いていたヤリスも今回で全モデル終了ですww
 
 
HYBRIDのE-Fourはいわゆる「スタンバイ式4WD」
リヤの駆動はモーターによって高度な制御で駆動されてますが、
大別すると「なんちゃって4WD」とか「滑ったら四駆」
なんて呼ばれたりしているタイプ(^^)
 
対してガソリン4WDは走行中、状況によってリヤも駆動しており
加減速で前後がギクシャクすることなく
低重心と相まって安定した挙動が特徴的です(^^♪
 
 
ではオリジナルのデータ取りからスタート
 
HYBRID 4WDの時と同様、車高設定とサスペンションが異なります。
 
ガソリン2WDに比べて車高はフロント+17mm、リヤ+11mm
4WDならではの高い車高設定です。。。
 
そして、このガソリン4WDのMXPA15だけが
唯一フロントダンパー寸法が他のモデルと違うんですね。
 
全長・ケース長・スプリングシート位置・スタビブラケット位置
これらが違うので完全別モノ。。。
それにともないバンプクッションも他より7mm長いタイプなんです。
 
 
 
それでは試作品の装着確認
 
テストアイテムは2種類
『NEW SR MC』 & 『Lowfer Sports』
 
 
 
フロントはガソリン4WD専用品
リヤはガソリン&HYBRID 4WD用です。
 
 
まずは 『NEW SR MC』 から装着&フィーリングチェック
 
 
 
 
 
しっかり感は高く、車高の高さは気になりません(^^♪
低重心構造のおかげで全体のまとまり感は高く、
高速操安性も良好ですww
 
ステア初期応答も良く、コーナリング中の接地感もリニアで
ライントレース性がグッと上がりました!
 
入力感も丸みのある良質な感触で、乗り心地面も問題ナシ。
 
 
 
続いて 『Lowfer Sports』 
 
今回も ESPELIR SuperDownSus との組合せでチェック
 
 
 
 
 
 
このモデルも 『NEW SR MC』 同様
ハンドリングと乗り心地がバランス良くまとまっています(^^♪
 
さらに低重心になりステア操作に対するレスポンスも向上して
速度全域でスタビリティは高まりましたww
 
ダンパーのケース長を短縮していることで
ローダウンでもハンドリングや乗り心地も問題ナシですww
 
 
 
ヤリス MXPA15 (4WD)
 
『NEW SR MC』 & 『Lowfer Sports』 完成です!
 
 
 
MXPA15 次回はローダウンスプリング 『L・H・S』 のテストです。
 
発売まで今しばらくお待ちくださいませ(^^)/~~~