ヤリス KSP210 KYBダンパーテスト | サスペンション開発日記

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KYBダンパー&スプリングの開発テストのレポートとレース活動の報告です!

ヤリス KSP210 テストしました。
 
 
 
2020年 2月発売の4代目ヴィッツは
今回のモデルチェンジでグローバル名の「ヤリス」になって登場。
 
プラットフォームやパワートレイン、内外装デザインなど
すべてが刷新されています。
キャラクター的もこれまでよりスポーティー路線♪
 
新規開発GA-Bプラットフォームの
軽量かつ高剛性、低重心化による効果が大きく
第一印象はキビキビ走るフットワークの良いフィーリング(^^♪
 
 
 
今回のテスト車は最もシンプルな1.0L-2WD グレード「X」
 
まずは毎度のオリジナルのデータ取りからスタートですww
 
フロント、リヤとも長めのバンプクッションが採用されていますね。
ウレタン製のソフトな物なので積極的にタッチさせて
たわみ特性を上手く使うストローク関係になっています(^^♪
 
 
近年のコンパクトカーはフロントマクファーソンストラットの
上部取付は軽量化のため1点取付が主流。
 
ヤリスも1点取付なのですが他車とは違い、
アッパースプリングシートにしっかり角度がついていますww
 
 
ジオメトリーの最適化に抜かりナシ。。。 さすがです(^^♪
 
 
ついでに、、、バックランプがこんなところ。 カッコイイです!
 
 
 
 
それでは試作品の装着確認
 
テストアイテムは毎度の2種類
『NEW SR MC』 & 『Lowfer Sports』
 
 
 
フロントはガソリン・HYBRID 2WD&4WDすべてのモデル共用
リヤはガソリン2WD専用です。
 
 
まずは 『NEW SR MC』 から装着&フィーリングチェック
 
 
 
 
 
低速から高速走行時まで全域で操安性がグッと上がりました♪
 
ステアリングのリニアリティは高く、
速度域が上がってもしっかりした手応え感は持続しています! 
 
ロングホイールベース・ショートオーバーハングのディメンションも
安定感向上に大きく関係しているのでしょう。。。
高速旋回時も適度なロールスピードとロール剛性で
とても安定感が高いですww
 
乗り心地も上質感がありとてもバランス良くまとまっています(^^)v
 
 
 
続いて 『Lowfer Sports』 
 
今回は RS-R Ti2000 DOWN との組合せでチェック
 
 
 
『NEW SR MC』 同様
バランス良くまとまっているしっかり感の高いフィーリングですww
 
前後ともに走行中はバンプタッチの領域に入るものの
バンプクッションの当たりがソフトなので問題なし(^^♪
 
 
 
さらなる低重心化でステア操作に対するレスポンンスは良く、
曲がる・止まるの挙動はかなり安定しています!
 
 
まずは1発目
ヤリス KSP210  ガソリン1.0L 2WD(FF) 
 
『NEW SR MC』 & 『Lowfer Sports』
フィーリングチェック終了!
 
 
この後もヤリス続きます(^^♪
 
 
KSP210 次回はローダウンスプリング 『L・H・S』 のテストです。