N-VAN JJ1 KYB ローダウンスプリング&ダンパーテスト | サスペンション開発日記

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KYBダンパー&スプリングの開発テストのレポートとレース活動の報告です!

N-VAN JJ1 (2WD-FF)
 
 
 
ローダウンスプリング 『L・H・S』 
リヤ用減衰力14段調整式 『Lowfer Sports PLUS』 
テストしました♪
 
 
今回テストするスプリング試作品は
フロント、リヤともに2WD(FF)専用
車高違いの4種類ですww
 
 
 
まずはローダウンスプリング 『L・H・S』 のテストから。
 
前後ともに狙い車高は -30~35mm あたり
バネレートはノーマル比107%設定にしました♪
 
セットするダンパーはLowfer Sportsオリジナルの試作品
まずはこれでフィーリングを確認します(^^)v
 
 
ではさっそく装着
 
 
 
 
フロント -30mm  /  リヤ -37mm
 
 
フロント車高は狙い通りで見た目のイメージも問題なし 
リヤの車高が低めなので俯瞰の見た目バランスはNG・・・ 
 
そしてかすかではありますが
時おり「カチャ」っと密着音が出てしまいます。
 
 
とりあえず車高も確認したいのでリヤを上がるモノに交換
 
 
フロント -30mm  /  リヤ -28mm
 
車高はまあまあなのですが、、、
今度は密着音が凄い!
 
コーナリング時などはイン側の「打音」とアウト側の「擦れ音」が
ミックスしてたいへん賑やかです(笑)
 
 
ということで、チューブを必要な3か所に装着
 
 
 
密着部にチューブを挟むので厚み分、少し車高変わります
 
フロント -30mm  /  リヤ -23mm
 
 
リヤが5mm上がってしまいました・・・
ちょっと前下がりで全体のバランス悪いです(~_~;)
 
 
なので最初のモノにチューブを装着してやり直しww
 
 
 
フロント -30mm  /  リヤ -33mm
 
 
 
今度は狙い通りの車高で問題なし。。。
俯瞰でのバランスもイメージ通りです(^^♪
 
↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓
 
 
 
走行フィーリングも問題なし♪
 
ダンパー減衰力とバネレートの相性は良く、
高速操安性もグッと上がりました。
 
重心も下がり軽快なハンドリングバランスです!
これまでの挙動の大きさは気にならなくなりましたww
 
 
ということで、、、
ローダウンスプリング 『L・H・S』 は無事完了
 
フロント: 車高 -30mm バネレート= 27.6N/mm (ノーマル比107%)
リヤ: 車高 -33mm バネレート= 53.7N/mm (ノーマル比107%)
 
N-VAN JJ1 (2WD-FF) 『Lowfer Sports KIT』 完成です!
 
 
 
続きまして、、、
Lowfer Sports リヤ14段減衰力調整式 『Lowfer Sports PLUS』 
 
 
 
まずはLowfer Sportsオリジナル相当のポジションを確認。
 
今回はダイヤル「9」が収束性と乗り心地のバランスも良く、
Lowfer Sportsオリジナルのフィーリング相当でした。
 
 
そして毎度の通り、
前後バランスの崩れない範囲を確認しておきます。
 
 
 
ダイヤルを順番に調整しながらフィーリングチェック
 
今回は下がダイヤル「1」から上は「14」まで。。。
 
つまりすべてのポジションが不足も嫌みも無く
使える範囲でしたww
 
N-VANは商用バンのため、リヤの荷重設定が高くなっており
ダンパー減衰力・バネレートがそもそも高い設定。
 
そんなクルマなので減衰力調整の変化幅はあったのですが
バランス的に大丈夫だったのですね。
 
ダイヤル「1」はちょうどノーマル+αのフィーリング
ダイヤル「14」はやや硬めだけど荷物をたくさん積んだ時は
良いのではないかと思います(^^♪
 
 
N-VAN JJ1 (2WD-FF)
 『Lowfer Sports KIT』 『Lowfer Sports PLUS』 完成です!
 
発売まで今しばらくお待ちくださいませ(^^)/~~~