スペーシアカスタム MK53S KYBダンパーテスト | サスペンション開発日記

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KYBダンパー&スプリングの開発テストのレポートとレース活動の報告です!

スペーシアカスタム MK53S テストしました。
 
 
 
新型スペーシアカスタム
 
今回のテスト車は 2WD(FF) グレード 「HYBRID XS ターボ」
シリーズ最上級グレードです♪
 
 
走り出し第一印象はなんと言っても「静粛性」の高さでしょうか。。。
アイドリングから発進時・加速時もとても静かで滑らかなフィーリング。
フラットな乗り味と相まって上感感は高いですね~♪
 
スズキお得意の軽量化はこのクルマにも生かされており、
車重はライバルN-BOXカスタムより60kg軽い900kg!
それもあってかターボ+モーターアシストによる加速はトルク感が太くかなり「速い」印象。 
1300ccのコンパクトカー同等かそれ以上の加速感に思えるほどですww
 
ハンドリングについては比較的マイルドな乗り心地ですね。
質感向上を優先したセッティングなのでしょうか。。。
中・高速走行になるとスーパーハイトワゴン特有のユラつきは時おり出てしまいます。
 
ここはダンパー交換で雰囲気変えられる部分(^^♪
ほどよいボリュームアップで乗り心地とスタビリティ向上を両立させたいですねww
 
 
 
今回のテストアイテムは毎度の2種類
『NEW SR MC』 & 『Lowfer sports』 
 
 
 
2WD&4WD全モデル共用品です(^^♪
 
 
まずは 『NEW SR MC』 からスタート
 
 
 
ほどよくボリュームアップ出来てますね(^^♪
 
通常走行では全体的にはややおとなし目に感じるのですが
ギャップ通過時はリヤ挙動の収束は高く、しっかり感がだいぶ変わりました。
 
 
 
バネ上のユラつきを感じていた高速走行でも
全体的なスタビリティは向上しつつ、乗り心地も良く絶妙なバランスです(^^)v
 
イメージ通りの飽きのこないバランスで上手くまとまりましたww
 
 
続いて 『Lowfer Sports』 
 
スプリングはRS-R Ti2000 DOWNを使用します。
 
 
フロントはNEW SR MC同様にフラットでスムーズな乗り味はそのまま。。。
重心が下がったおかげでステア応答もずいぶんとスッキリした印象です♪
 
 
 
リヤに付属している専用バンプクッションは純正より18mm短いモノにしています。
 
そのためストロークを稼げているのでローダウンの車高でも当たりはソフト(^^♪
嫌味な突き上げ感も無く、スムーズな動きで乗り心地も良いままですよww
 
 
 
ということで スペーシアカスタム MK53S (2WD-FF)
『NEW SR MC』 & 『Lowfer sports』  完成です!
 
発売まで今しばらくお待ちくださいませ(^^)/~~~
 
次回は 『L・H・S』 のテストをレポートしますww