スイフト ZC83S KYBダンパーテスト | サスペンション開発日記

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KYBダンパー&スプリングの開発テストのレポートとレース活動の報告です!

スイフト ZC83S テストしましたww
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スイフト テスト第3弾! 
今回のテスト車は1.2Lエンジンの 「XL」
非RSグレードということで仕様違いの純正ダンパーがどんな感じか興味深々(^^♪
スプリングは同じなのですがダンパー減衰力の特性が違うんですね。。。
ざっくばらんに言うと、、RSに対してフロントはリバウンド側が低めでバンプ側がほぼ同じ。
リヤはリバウンド側が高めでバンプ側がやや低め。
単に「固い」だの「柔い」とかではない雰囲気ですww
走りはじめ第一印象は、RSに対して全体的に当たりがソフト。
とはいえ操舵に対する挙動とフロントタイヤの追従性が同調していて
スムーズなステアフィーリングです。
ちなみにタイヤは同じく 185/55R16 サイズの BS ECOPIA EP150
新型スイフトはRSありきで造りこみされてると聞いておりますが、、
こちらのSTDグレードのまとまり感はとても自然で、感覚的にはシックリきます。
普段使いの足としては十分というかオーバークオリティなハンドリングバランスと言えますね(^o^)
もちろんダンパー交換でさらなる操安性向上が期待できるフィーリングですww
オリジナルのフィーリングチェックのあとは、まず寸法関係をしっかり測定・確認。
前出のZC13S, 83S と部品関係もはすべて同じ寸法なのでストローク関係も基本同じ。
やはり個体差もあるのでこれまで同様すべて細かく測定します。。。
それでは試作品の装着チェック
今回のテスト品も毎度の2アイテム
『NEW SR SPECIAL』 & 『Lowfer Sports』
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これまで同様フロント・リヤともに2WD全てのグレード共用設定品
さっそく 『NEW SR SPECIAL』 から装着チェック
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RS系より変化感は明らかに大きく、しっかり感の違いは明確です!
発進時・減速時の挙動はとても安定しており、体が揺さぶられなくて運転が楽です(^^♪
思った通りのところに曲がっていく追従性の良さはNEW SR SPECIALならではのフィーリングですね~
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乗り心地も問題なしww
程よく引き締まったフィーリングで嫌みのないボリュームアップ感です。
本来持っているスムーズさはキープしつつイメージ通りの仕上がりになっています!
続いて 『Lowfer Sports』
今回も RS-R Ti2000 DOWN にてローダウン時のフィーリングチェックです。
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基本的なポイントは NEW SR SPECIAL 同様です。 
ほどよいボリュームアップ感変化感もあって面白みのあるフィーリングになっていますww
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ノーマルからはしっかり感がグッと上がりましたが
嫌みな突き上げも無く乗り心地も問題無しですよ(^^)v
ということで無事、ダンパーの仕様確認は完了
『NEW SR SPECIAL』 & 『Lowfer Sports』 の量産仕様は共用OKで決定です!
次回テストはローダウンスプリング 『L・H・S』 をやりますのでお楽しみに(^^)/~~~