チームを日本一の名門に育て上げた監督の指導理論とは? | ベースボールバイブル

こんにちは。

ベースボールバイブルの東です。

 

先日、関学大のアメフト部の監督を退任された鳥内秀晃氏の指導理論が面白かったので紹介させていただきます。

 

元関学大アメフト部監督・鳥内氏が語る“指導論”「監督と選手、会話できひんのが一番不幸」

 

今後のことは、しばらく休憩!その後は、退任会見(8日)でも言うたけど、現場の指導より、指導のやり方をオレなりのやり方で啓蒙(けいもう)したいな、と。今の指導者は、あまりに子どもたちに押しつけすぎてるな、と感じるしね。そういうのを聞いてきたら、競技に関係なく話はできるで、と。

そう思った契機は、やっぱり一昨年の日大事件(タックル騒動)ちゃうかな。まだ体罰なんか、やってるんか、と。ショックやったわ。結局、自分の思ってることがうまいこといけへんから、感情に任して手出してるだけやねん。オレも若い時は、ヘルメットの上からバチンとかやったことあるよ。(今の体罰は)ちゃうやん。ムチャクチャやん。日大とか他の学校の話を聞いてたら、ヘルメットに頭が入らんくらい、どつかれてるやん。そんなんありえへん。桜宮高校のあれ(2013年にバスケット部の顧問が体罰を与え、生徒が自殺)もそうやけど、おかしいで。スポーツは本来楽しいもんやん。

つまり、監督と選手が会話できひん状態やねん。学生というか、教えてもらう方からすると、口答えもできん、そういう風になってしもてるねん、野球でも、他のスポーツでも。小学校から、そうやってやられてるから、学生がワケわからんかっても、「ハイ」って返事せなあかんねん。自分の意見持っとっても、意見してしまうと、すぐ鉄拳制裁が飛んでくる。そのうち、自分で考えへんようになってしまうわな。それが一番、かわいそうやわ。

そこでいろんなアイディア出してあげたら、ええやん。人それぞれちゃうねんから。ストロングポイント、ウィークポイントはちゃうねんから。そういうのを気づかせてあげるのが指導者の役目やのに、一方的に言うてしまって口答えもできん。頼むで、ホンマ。

 

元関学大アメフト部監督・鳥内氏が語る“指導論”「監督と選手、会話できひんのが一番不幸」|スポニチアネックス

 

選手にも指導者にもコミュニケーション能力が求められる時代ですね。

 

ですから、ぜひ良い人間関係であってほしいと思います。

 

まあ、参考まで。

 

では、また。