なぜ彼らの才能は開花したのか? | ベースボールバイブル
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。


参考になる記事が見つかりました。


それを紹介する前に1つだけ。


個人的には…


指導者っていうのは結果的に自分のもとからどんな選手が育ったのか。


これが大事なんだと思っています。


どれだけ勉強しようと…


どれだけ知識があろうと…


どれだけ口が達者であろうと…


どんな選手が育っているのかを見れば、その指導者の指導力は知ることができると思っています。


そういう意味でも僕は母校である敦賀気比高校の今の指導は好きですし、監督は僕の弟ですけど弟も素晴らしい指導者になっていってるなと思います。


就任してから7年で6人のプロ野球選手が育ったんですかね?


ただ勝つだけじゃなく、プロ野球選手も育つ。大学や社会人で活躍する選手が育つ。


素晴らしいことだなと思います。


去年は高校ジャパン、大学ジャパン、社会人ジャパンの3つのカテゴリーの中に敦賀気比高校の選手が入っていましたからね。


こういう事はそうそうないんじゃないでしょうか。


まあ、ここがゴールではないので、これからも良い選手を輩出し続けて欲しいなと思います。


ただ…


こういう話をすると「良い選手が入学してくるからだろ!」って言う人がいるんですけど…


敦賀気比からプロに入った選手たちの中学時代を知っている人はあんまりいないんですよね。


まあ、彼らは中学時代から注目されるような飛び抜けた選手ではなかったというわけです。


小学校、中学校でしっかりと力を蓄えて、高校で開花した。


こんな感じの選手が多いと思います。


じゃあ、なぜ彼らの才能は開花したのか?


それに近いことが書かれているのがこの記事です。
↓↓↓
ホークスなぜ強打者育つ? 松田宣浩が明かす王者の伝統「何も考えずに…」(Full-count)

ソフトバンクの打者の特徴といえば、松田と柳田の2人に代表されるような「フルスイング」。しかも、ただの大振りではなく、ボールをしっかりと捉えることができる。生え抜きの選手が小さくまとまらず、スケールの大きな打者に育つ秘密はどこにあるのか。松田は“DNA“がしっかり受け継がれていると説明する。

「まずは振る力、飛ばす力をつけない限り、技術をつけても1軍のピッチャーは打ち返せないと思う。今の(ソフトバンクの)若い選手もそうですけど、やっぱり(2軍で)振らされますし、遠くに飛ばします。ファームの成績もいいですし、いい伝統だと思います。僕もしっかりバットを振ろうと思っています」

ファームの選手は、本拠地の雁の巣球場でウェスタンリーグの試合を終えた後、ロングティーをこなす。2人でボールケース一箱を打ち終わるまで続けるという。強く振り、遠くに飛ばす力を徹底的に身に付ける。

「若いうちから頭でっかちになって考えるよりも、まずは何も考えずに振り続ける。打ち続ける、振り続ける、守備ならボールを追い続ける。数をこなすことは、プロ野球選手は難しいんです。でも、その大事さは(ソフトバンクに入団したことで)分かりますね。

 キャンプの時、僕たちはまずは結果よりも数をこなしたいという思いがあります。柳田も当然、それの代表格です。今宮も守備に関しては人一倍(ノックを)受けてます。そういう意味では、練習量は自然と結果に比例すると思います」

 ソフトバンクの強さを形成しているのは、他でもない「練習量」だと松田は明かす。そして、その姿勢は受け継がれていくものだという。「伝統」が根付いている。

「主力の選手が何をアドバイスしてくれるかというと、それはないんです。背中で引っ張るというか、実際に同じ施設で練習する機会がキャンプであったりするんですけど、そこで自分とのレベルの差を感じたりする。僕も、小久保さん、松中さんがバリバリの時に若かったので『すごい飛ばしてるな』『すごい練習しているな』というが目に入ってきた。今の若い選手も、柳田が飛ばしたり、僕が飛ばしたり、内川さんが飛ばすのを見ると、負けたくないと思うはずです。いい伝統だと思います」


読めば読むほど敦賀気比高校がやろうとしていることと似ているような気がします。


ただ、だからと言って「これが正しい!」なんて言いません。


こういう価値観で野球をやっている結果が今の状況だということです。


で、


この価値観が僕は大好きだということです。


まあ、参考まで。


では、また。




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