ベースボールバイブルの東です。
あの張本勲氏がこんなことを言ったそうです。
「私はね、過去の名打者として左で５－６人、右で５－６人をリストアップしておるんですよ。左は大下弘さん、川上哲治さん、榎本さん、王貞治、イチロー、私ですね」
※伝説の安打製造機、ついに殿堂入り＝榎本喜八さん、引退から４４年目
張本氏といえば、日本プロ野球史上唯一の3000本安打を達成した大打者です。
そんな大打者が名前を挙げた５人の選手。
その名前をもう一度見てください。
青バットの大下弘選手。
赤バットの川上哲治選手。
世界のホームラン王である王貞治選手。
そして世界のイチロー選手。
それからもう一人が…
榎本選手。
この榎本選手をご存知でしょうか？
知らない人のためにちょっとご紹介を…
本名は榎本喜八。
そんな彼が1000本安打を達成したのが24歳9ヵ月。
これは未だに破られていない最年少記録です。
通算安打数は2314。
彼が亡くなったのが2012年3月14日。
なんか…
ヒットを打つために生まれてきたような人に感じませんか？
そんな彼の伝説はいろいろあるんですが…
師匠である荒川氏曰く「王の２倍練習した。」そうです。
※安打製造機・故榎本喜八氏、殿堂入り 「王の２倍練習」
あの王貞治氏の２倍ですからね。
榎本氏は寝ても覚めてもバットを振っていたんだと思います。
そんな故榎本喜八氏がついに野球殿堂入りを果たしました。
そこで！
今日は伝説のバッターである榎本喜八氏のバッティングを見てみましょう。
現代にいても賞賛されるであろう素晴らしいスイングです。
あの張本氏も…
「教科書になるようなバッティングなんですよ。正確に強い打球を飛ばすには、反動をつけたりしないで、本当は構えてから動かない方がいいんですよ。榎本さんは反動も使わず、構えてからなかなか動かない。理想的なバッティングでした」
※伝説の安打製造機、ついに殿堂入り＝榎本喜八さん、引退から４４年目
あの張本氏が教科書というスイングを、ぜひ目に焼き付けてください。
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