目標あって、結果あり | ベースボールバイブル
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。


先日、ある番組で女子レスリングの登坂絵莉選手の特集が放送されていました。


そこで登坂選手のお父さんが仰った言葉が素晴らしかったので紹介します。


その前にちょっとだけ説明を。


登坂選手のお父さんも国体で優勝するようなレスリング選手だったそうです。


そんなお父さんと世界チャンピオンを目指して毎日のようにトレーニングをしていた登坂選手が大事にしている言葉が…


「目標あって、結果あり」


これは登坂選手のお父さんが作った言葉だそうなんですが、その言葉を作った理由をお父さんはこう言っていました。


「この言葉は自分で作ったんですけど、ある方に『流れ星に願い事をしたらどうして叶うか分かる?』って言われて、流れ星って一瞬のうちに落ちてくるじゃないですか?願いが強い人は一瞬のうちに願い事ができるんだよっていう話なんですけど…。それだけ常に意識を高く持って願い事のことばかり考えているから願い事が叶うんだよという話を聞いた時に『なるほど』と思って…」


そして、その娘さんである登坂選手は…


「それを小さい時から言われてたからレスリングに対して軽い考えじゃなくて、しっかりと『自分はこうしてこうする』『ここでこうする』っていうのを持っていた。だから皆んなと同じようにやっていたらダメだという風に、ちょっと高い意識で入れたかなと思います。」


と。


これ、大事なことですよね?


あなたは目標がすぐに言えますか?


はい、どうぞ!


そこで、すぐに出て来ない人はなかなか目標は達成しませんよね。


『目標は具体的であれ』なんて言われますけど…


あっ、具体的であった方が目指しやすいとは思うんですよ。


でもね、


そんな難しく考えてたらダメですよね。


こういうものはだんだんブラッシュアップしていくぐらいの気持ちでいいんですよ。


最初から完璧を目指すと動けなくなりますから。


結果、


『難しくて目標が作れません…』


なんていう選手がたくさん出来てしまうんでしょ?


最悪のパターンですよね。


それと…


目標は毎日、紙に書くなり、口に出さないとダメですよね。


毎日毎日アウトプット。


外に出した方がいいと思います。


僕なんて昨日食べた夕食を覚えてませんからね。


言えます?


昨日食べた夕食。一昨日は。一昨昨日は。じゃあ、その前は…


僕は全部忘れてます。


これ、悪いことじゃないんですよ。


人間は忘れる生き物だということです。


だから、忘れないように大事なことは毎日アウトプットしておくべきだと思います。


例えば…


僕が監督をしていたチームの選手たちは野球ノートに毎日目標を書かなければいけませんでした。


そこに『敦賀気比高校で4番ピッチャーになる!』っていうのを毎日書いていた選手がいたんですね。


この目標を聞いて、あなたがどう感じるかは分かりませんが…


この目標さえあれば、どうなるべきかは見えてきます。


150キロ投げるとか。


125m飛ばすとか。


少なくともこういう数字が見えてきます。


じゃあ、そのために今、何をするべきなのか。


これもなんとなく見えてきますよね。


それを分からせるのが監督である僕の仕事なわけです。


だから、子供の目標はそこからスタートでいいんじゃないかなと思います。


いきなり数字を出して具体的に…


なんて難しいことを言ってしまうと動けませんから。


あのウーロンですら願い事を言えたんですよ。





自分が育ててる選手もウーロンに負けないように目標がすぐ言える選手になって欲しいなと思います。


まあ、参考まで。


では、また。




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