学童野球の監督を終えて… | ベースボールバイブル
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。


日曜日に学童野球チームの卒団式を終えて、僕の監督としての役目は終えました。


その前日の55チームが参加した最後の大会も優勝して有終の美を…





最終成績は…
82戦60勝21敗1分(勝率.732)


客観的に見ても素晴らしい成績だなと思いますが…


この成績で胸を張れるのは学童野球チームにありがちな1人のピッチャーが30勝も40勝もして成し遂げたものではないという部分ですかね。


18勝
18勝
14勝
7勝
2勝
1勝



10勝以上したピッチャーが3人もいるんですね。


これはもちろん選手の能力に助けられました。


だって、ピッチャーなんて簡単に育てられるものではありませんからね。


それでも、なぜ、こういう事が可能だったかというと…


僕の練習では全員がピッチング練習をするからです。


そして、僕はその姿をじっくり観察しています。


誰が投げれるのか、誰が投げれないのか。


それと、それだけではありません。


誰がキャッチャーをできるのかまで見るようにしています。


その時に可能性を感じさせてくれる選手には例外なくチャンスを与えるようにしました。


14勝したピッチャーが初めて先発で投げたのは全京都という京都で一番大きな夏の大会だったと思います。


そんな大きな試合でも可能性を感じさせてくれた選手にはチャンスを与えました。


で、


結果的にいろんなフォーメーションで60勝。


スゴい選手たちです。


ただ、これだけ勝つのは選手の力だけでは難しいですね。


特に学童野球というのは難しいものです。


どこのチームにもあるじゃないですか。


保護者がスタッフの不満を言ったりしますよね。


采配とか指導方法とか…


そこから分裂が始まって、派閥ができて、グチャグチャになる。


よくあることです。


それだけではありません。


スタッフ間もグチャグチャになりますよね。


試合の時に監督とコーチの座ってる距離が広いチームからは変な空気を感じました。


スタッフ同士の関係がうまくいってないんでしょうね。


まあ、こういうのはチームが弱い時によく起こることです。


勝ってる時はなんとなく上手くいくものですから。


ただ、


ウチのチームは秋まで一度も優勝してません。


それでも、そういうことが起こらなかったのが素晴らしかった。


本当に素晴らしい保護者と素晴らしいスタッフに恵まれたなと思います。


それから運も良かったですね。


僕がこうして学童野球の監督をしている時に母校の敦賀気比高校が日本一になってくれました。


すると、


子供達も敦賀気比への憧れが強くなります。


僕も頑張って監督に認められて敦賀気比で野球がしたい!そこで日本一になりたい!


そう思ってるのかなと感じる子が多かったですね。


また、敦賀気比高校の監督である弟がウチの選手たちと一緒に練習をしてくれたのも良かったですね。


おそらくですよ。


彼らは日本で最も『甲子園で優勝する!』っていうのが見えてる小学生だと思いますね。


まあ、そういう意味では僕も子供達も運が良かった。


ただ、選手たちの勝負はこれからです。


しっかりと目標を達成できる選手であってほしいと思います。


しかし、僕の楽しい時間は終わりました。


これほど野球に夢中になることが、これから先にあるんだろうか…


来年からは無気力な自分がいるんじゃないだろうか…


不安です^^;


なので、僕を熱くさせてくれる子が出てくることを祈っています。


では、また。










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