結局、何を身につけたの? | ベースボールバイブル
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。


僕自身が学童野球の監督として気をつけていたことがあります。


それは…


小学生のうちに身につけておくべきことは身につけてもらおうということです。


小学生でも中学生でもよくあるんですよ。


《チームは強かった。けど、個人としては…》


っていう選手。


勝つための練習に必死になってしまって、実際に野球選手として身につけておかなければいけないことを疎かにしてしまってるチームって本当によくあります。


よく考えてみて欲しいんですが…


中学生になってペッパーできない選手をどう評価します?


中学生になってバントもできない選手をどう評価します?


いや、そんなレベルじゃなくて…


中学生になってキャッチボールもできない選手はどう評価されるんでしょうか?


ペッパーなんて野球に必要ない!


送りバントをしてアウトをプレゼントするような作戦はアホらしい!



これ、よく聞く話ですけど…


それは、その人個人の考え方ですからね。


上に行ったら別の考え方を持った人がいるということは忘れないでください。


まあ、実際の話…


ウチの弟もよく言いますよ。


「今の子ってキャッチボールできひんからな」


って。


あの…、高校生ですよ。


しかも、それなりの強豪校。


その中にキャッチボールができない選手が何人か入ってくるわけです。


信じられます?


信じられないですよね。


けど、実際にそういう選手がいるわけです。


何をやっていたんでしょうね?


小学3年生から野球を始めたとして中学卒業までだと7年間ですか。


7年やってキャッチボールもできないんですよ。


かわいそうだなと思います。


で、


そういうことが疎かにならないように僕が使うのが、これです。





評価表です。


自分が何ができて、何ができないのか。


その選手が何ができて、何ができないのか。


理解するために、理解させるために、この表を使います。


要はですね、


これぐらいは出来るようになって高校野球に進んで欲しいんですね。


でも、勝つことに必死になっていると、こういうことが疎かになってしまうわけです。


いつでもどこでも実戦練習!


多いでしょ?そういうチーム。


まあ、それも大事な練習なんですけど、僕の場合は1つの大会以外は公式戦でも実戦練習の場だと思ってましたからね。


実戦練習は試合。


あとは個人の能力をできるだけ高くする。


こんな感じでした。


まあ、今から大切な冬が始まります。


でも、


学童野球とかだと一番大事な大会が3月とかにあるでしょ?


だから冬の間も徹底的に実戦練習するチームがあるんですよね。


まあ、勝つためには仕方のないことだと思いますけど…


僕は冬の間は冬の間にやるべきことをした方がいいんじゃないかなと思います。


だから、こういう能力を高めるのも今がチャンスですよね。



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今からが大チャンスです。


だって野球選手には徹底的にやっておいた方がいいことっていうのがあるわけですから。


それが、こういうことです。


でも、試合が続くとそうもいきません。


やっぱり試合のための練習になってしまうでしょ?


で、


結局、何を身につけたの?


ってなるんです。


そうならないように、こういうことを知って、こういう能力を高めて欲しいなと思います。



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まあ、参考まで。


では、また。