身体知をバカにする傾向がある現状はどうかしている。 | ベースボールバイブル
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。


身体知という言葉を聞いたことがあるでしょうか?


簡単にいうと身体に記憶されたコツのようなものです。


今、この身体知をバカにする傾向があるのが野球界です。


誰かが身体知を伝えようとした時…


「実際にはそういう動きになっていない!」


という人が多いと感じないでしょうか?


では、そういう人のバットスイングは実際に正しい動きになっていて、140キロを超えるボールや多彩な変化球を投げるピッチャーからフェンスを超えるような打球を打てるのでしょうか?


お分かりだと思いますが、そのほとんどの人が打てません。


どういう事なんでしょう?


簡単です。


彼らが伝えているのは科学知なのです。


もちろん科学知はありがたくて素晴らしいものです。


ただ、科学知によって運動のやり方や体の動かし方が明らかにされる事はないと言われています。


それは僕自身もそう思いますし、科学知は参考程度のものだと思っています。


では、何がパファーマンスを向上させてくれるんでしょうか?


それこそが暗黙知です。


要するに言葉や文字では上手く表現しきれない知の事ですね。


そういう暗黙知を身体で覚える事を身体知(コツ)と言うわけです。


そして、選手のパフォーマンスを本当に高めてくれるのは、この身体知なわけです。


ところが…


今の野球界はこの身体知をバカにする傾向にあります。


身体で覚えたものを否定される傾向にあるのです。


しかも、


優れた身体知を持っていない人たちに、です。


その辺が残念だなと思います。


まあ、何を信じるかは自由なんです。


ただ、科学知だけでトップアスリートなんて育つと思いますか?


僕は難しいと思いますけどね。


あっ、言い忘れてました…


もちろん優れた身体知を持っていない人が身体知を伝えるのはどうかしてると思いますよ^^;


「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」ですね。


まあ、参考まで。


では、また。



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