ついに、あのアジア人選手も潰された。《ピボットプレー》 | ベースボールバイブル
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。


ついにやられましたね。


はい、姜正浩選手です。


最初はサブだったんですが、サードで試合に出るようになり、途中からはショートとして試合に出るようになったんです。


ここまでの成績は・・・


打率.285(421打数121安打)
本塁打15本
打点58
OPS.816


素晴らしい成績ですよね。


実際に彼のプレーはメジャーの選手にも負けてなかったですしワクワクさせてくれるものでした。


アジア人でもこれだけやれるんだなって・・・


でも、


ついにやられてしまいました。


ピボットプレーです。


日本人内野手もこのピボットプレーに泣かされてきたんですよね。


西岡選手も・・・


岩村選手も・・・


そして今回は、


アジアを代表する内野手・姜正浩選手が・・・


しかも、


やってくれたのは、あのクリス・コグラン選手。


岩村選手もこの選手にやられたと記憶しています。


では、


早速、姜正浩選手のピボットプレーを見てみましょうか。
↓↓↓
Kang exits with torn MCL(MLB.com)


ヒドいスライディングです。


これだけ避けてますからね。





でも、


スライディングを非難していては始まりません。


だって、


もうケガしちゃったんですから。


報道によると・・・


左ひざの内側側副靱帯の断裂と脛骨(けいこつ)上部を骨折ですからね。


選手生命に関わるケガですよ。


ですから、


今回はどうすればケガしないのかを考えてみましょう。


これは西岡選手がケガをしたプレーです。








で、


これが岩村選手がケガをしたプレーです。








姜正浩選手。


西岡選手。


岩村選手。


彼らはみんな足の側面を狙われています。


で、


よく考えてみて下さい。


ケガをするのは左脚です。


特に左ヒザですね。


ですから、


その左脚を守る意識が必要なんだと思うんです。


例えば・・・


このプレーを見て下さい。





この送球を何度でも見て欲しいんですが・・・


まず左足を地面につけずに投げています。


それはタイミング的に左足を地面につけてしまうとぶつかってしまうという感覚がダニエル・マーフィー選手にはあったからではないでしょうか?


それ以上に見て欲しいのは・・・


彼がスローイングをしたあとの右足を見て下さい。


スライディングを避けながらフワッとジャンプします。


これは、


まず、スライディングを避けるためですね。


それから、


避けられなくても足が宙に浮いていれば転ける事ができます。


要するに、


スライディングを「受け止める」のではなく「受け流す」ことができるわけですね。


この感覚、ありますか?


これは日本人にはない感覚だと思います。


要はですね・・・


もっとコンタクトプレーを避ける意識を持った方がいいという事です。


良いスローイングをする事は大事です。


でも、


もっと避けなければいけないという事を知って欲しいと思います。


それから、もう1つ。


もっとベースを利用しましょう。


高校生のダブルプレーなんかは特にそうですが・・・


右足でベースを踏んでスライディングしてくる所に左足を着けて投げている選手がたくさんいます。


まあ、高校野球ではルールが救ってくれますが、見ているとケガしないか心配になります。


岩村選手はそれでケガしてますからね。





ですから、


ベース後方から投げるようにする技術も磨いてみてはいかがでしょうか?


例えば、このプレー。





ここまでスライディングしてくる事はそうそうありませんよね。


これが基本だと思います。


カノ選手も日本で見せてくれましたよね。





これです。


まとめますと・・・


もっと左脚を守る意識を!


もっとスライディングを避ける意識を!


ベースの後方から投げる技術を!



以上です。


ノックでもスライディングをされる事を意識してスローイングしてみて下さい。


まあ、参考まで。


あっ!


これは二塁手の話です。


遊撃手に関してはまた時間のある時に。


では、また。



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