イチロー選手がズレたことを言っている?《実際の動きとイメージ》 | ベースボールバイブル
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。


昨日の夜、


こんな画像が送られてきました。





そのメールには、
こんな事が書かれています。


「この写真、おかしくないですか?」


と。


なので、すぐに返信しました。


「何がおかしいんですか?」


と。


すると、またメールが来ました。


「あれ?気付きませんか?グリップの位置なんですが、後ろって書いてる方の写真、グリップは後ろにないですよね?」


と教えて下さったので・・・


「はい、確かにそうですね。」


と返信しました。


すると、またメールが。


そこには、


「イチロー選手ほどの選手でも《実際の体の動き》と《感覚》がズレる事があるんですね。気を付けたいと思います。」


と書かれていました。


この写真だけ見ると・・・


メールを送ってきてくれた方の
言ってる事には説得力があります。


ただ・・・


甘い!


野球の見方がズレています。


なので、


今日は何が甘いのかをお教えしますね。


まず、


こういう野球の映像。


教材。


雑誌。


いろいろありますが・・・


こういうのを見て、


最初に選手を疑ってはいけません。


まずは、


疑うべき人間がいるのです。


それは、


編集した人間です。


例えば、


僕は自分自身でも野球の映像を編集しますし、


数々の野球教材も見てきましたし、


野球動画も見ています。


その経験から言えるのは、


編集の仕方次第で理論は誤解を生む。


という事です。


例えば、


今回のこの写真。





ここで止めて静止画にするのはおかしいんですよね。


これだけ見ると、


確かにグリップの位置は
前にある事になりますから。


で、


これだけを取り上げて、


「イチロー選手でもズレてる。」


みたいな事を言う人が出てくるわけです。


でも、


イチロー選手は何を伝えたかったのでしょうか?


それを知ろうとしなければいけません。


なので、


僕はすぐに映像を見ました。


すると、


さすがイチロー選手だという事が、すぐに分かります。


まず、


この話のスタートはアナウンサーのこんな質問です。


「素振りの時と打つ時と、全く違うんですよ。バットの軌道が。」


この質問から話がスタートしました。


そして、


イチロー選手は少し考えて、こう言いました。


「バッターというのは胸がピッチャーに見えてしまうと不利になる。」


要は、


対応力がなくなるという事ですね。


だから、


ゴルフスイングをする事で最短距離でバットを出さないようにしているわけです。


なので、


僕がこの話を編集するとすると、
少なくてもこう編集します。





まあ、これは適当に書きましたが・・・


イチロー選手が言いたかったのは、
こんな感じだと思います。


要は、


ゴルフスイングをする事で出来るだけグリップを出すのを我慢するスイングをしているんでしょうね。


で、


この話が終わったあとにイチロー選手はこう言います。


「これが出来ない人は最短距離でバットを出そうとする人に多い。」


と。


でね、


ここには反論があっていいんですよ^^


メジャーリーガーは最短距離で出そうとしてる選手が多いじゃないか!


って。


ただ、


これは日本人向けのテレビなので・・・


「日本人には難しいよ。」


って、


教えてくれているのかもしれません。


昔、イチロー選手が、


「バリー・ボンズの打ち方は素晴らしい。あれが出来れば必ず打てるようになる。ただ・・・、あんな打ち方は出来ない。」


って言っていましたからね。


そういう事かもしれません。


まあ、今日の学びはこうです。


野球を映像で学ぶ時は編集者の事を疑ってみる!


そして・・・


その場だけを切り取るのではなくて、その人が本当に伝えたい事を知ろうとする。


こんな感じでしょうか。


まあ、


僕はいつでも通訳をしますので
どうぞ、ご利用下さいませ^^


では、また。


お待たせして申し訳ありませんでした。
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