僕が中途半端な選手だった理由。 | ベースボールバイブル
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。


今日は、


僕が中途半端な野球選手だった理由を
包み隠さずお話ししようと思います。


決して、こういう選手にはならないで欲しい。


そういう想いを込めてお話しします。


では、いきます。


僕は小学生の時から野球は上手かったんです。


体は小さかったんですが、
非常に上手い選手だったと思います。


よく覚えていませんが、


何かの大会に出るたびに、
新聞に紹介されていました。


そして、中学生。


この時も野球は上手かったですね。


日本代表選手に選ばれるほどですから、
やっぱり上手かったんだと思います。





で、


こういう野球人生を歩いていると、
幼いながら、こういう事を思います。


「あっ、オレは野球で生きていけるんやな。」


って。


すると、


優先順位の1番目は野球になるわけです。


まあ、これは悪くありません。


けど、


2番目に大事にするものが無くなるのです。


感情でいうと、
こんな感じでしょうか。


野球さえしていれば・・・


野球さえできれば・・・


何でも許してもらえる。


いや、


許してもらえなくてもいい。


どうせオレは野球選手として生きていける。



こんな感情です。


事実、僕は何でも許してもらえた。


高校だって当たり前のように特待生。


今ではあってはいけないことですが、
当時は一銭もいらなかったんじゃないですか?


昔でいうS特待ですからね。


素晴らしい親孝行です。


全ては、


野球があったから・・・


で、


人並み以上に野球ができたから・・・


もう何でも許してもらえたわけです。


親にだって感謝なんてしません。


逆に感謝して欲しかったぐらいです。


だって、


S特待
なんですから!



野球道具?


そんなものは高校に入学してから
買った記憶がありません。


靴下は毎日、新品の靴下を履いていました。


グラブは試合用と練習用と遊び用と・・・


バットなんかは売るほどありました。


野球道具に感謝する?


しません、しません。


野球道具はもらえるもの。


本気でそう思っていたんですから。


使えなくなったら・・・


もらえばいいわけです。


なぜ、感謝する必要があるの?


なぜ、大事にする必要があるの?


本気でそう思っていました。


もう何でも許されるのです。


だって、オレは野球が上手いから。


こんな状態です。


こんな状態なわけですから、
授業態度もヒドいものです。


1時間目から6時間目まで寝ている。


こんな事は当たり前でした。


昼飯も食わずに寝ていたのです。


で、


練習時間になったらムクッと起きて、
練習に行けばいいのです。


もちろん先生には、よく怒られました。


ただ、関係ありません。


感情でいえば、こんな感じです。


怒ってくれていいよ。


けど、


心を改める必要はない。


だって、オレは野球で生きていけるから。



こんな感情だったわけです。


どうです?


素晴らしいメリハリでしょ?


野球以外の時は完全にオフなわけですから、
オンとオフがハッキリしていますよね^^;


でもね、


こんな選手には、最後の最後に
野球の神様が現実を見せてくれます。


「キミは何者でもないんだよ。」


って。











でもね、


こういう状態の選手やチームって
多いような気がするんです。


野球は必死でやる。


でも、


野球以外の時はダレる。


そういう選手。


多くないですか?


昨年にも、こんな話を聞きました。


「ウチはどのチームよりも練習してきた!時間でいうと22時まで。物理的に考えてもウチより練習してきたチームは絶対にない。だから、ウチの選手は大事な試合を戦うとき『オレらはどこよりも練習してきた!』って心の底から思える。だから、今年は勝てるよ!」


と。


この話を聞きながら、


「この人は何も分かってないな・・・」


って、思う自分がいたんです。


あんな高校生活を送っていながら^^;


いや、


あんな高校生活を送ったからこそ分かるわけです。


それは関係ない。


って。


あなたのチームの選手の評判の悪い話。


僕にもドンドン入ってくる。


それをこの人は知らないんだろうか?


要するに、


野球やっている時とやってない時の差。


これが僕の高校時代と似ている。


こういう人間には、
野球の神様は最善の教えを与えてくれる。


「キミたちは何者でもないんだよ。」


って。


そういうものです。


で、


現実にそのチームは辛い夏を送りました。


例えば・・・


最近、ウチの母校は強くなってきました。


一部にはこう言われます。


「野球ばっかりやってるからや!」


って。


でも、実は・・・


平日の練習時間は3時間~4時間だそうです。


これ、普通の公立高校と変わりませんよね?


で、


テストで赤点を取った選手は練習にも出れない。


授業態度の悪い選手も同様。


要するに、


野球をやっていない時もオンでいさせる。


そういう取り組みをしているわけです。


そうすると、


ダラけなくなるんでしょう。


ここが大事なわけです。


ダラけてはいけないのです。


僕は高校時代、


野球のために授業中は寝ていたのです。


そうして体力を蓄える。


要するに


寝溜め。


ところが、


これによって体はダラける事を覚えます。


だから、


時間があればダラけようとする体になるんですね。


これでは生活にリズムが生まれません。


結果、


そういうリズム感のない生活を
繰り返す事になります。


これではダメなわけですね。


やっぱり、


リズム感のある毎日を繰り返すべきなのです。


そういう毎日を積み重ねると、野球の神様はその積み重ねに伴った最善を与えてくれるんですね。


なので、


野球以外の部分も注意して下さい。


ダラけてしまってませんか?


ダラけようとしてませんか?


ダラけてしまう選手には
僕と同じ運命が待っています。


そうならないように注意して下さい。


まあ、参考まで。


では、また。



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