罰ゲームを利用して信用を得る! | ベースボールバイブル
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。


過去にレギュラーになるための段階の話をしました。
↓↓↓
《レギュラーを獲得するには段階がある。その段階を知ってますか?》


これ、なかなか評判が良かったんですが・・・


指導者の信用は得る事はできましたか?


まだ信用は得れてない?


そんな人は1つチャレンジして欲しいことがあるんです。


この時期の練習。


どんな練習が多いんですかね?


僕の経験では・・・


練習がマンネリ化しないようにチームを分けて勝負をさせる練習が多かった気がします。


どんな勝負かは分かりません。


ランメニューで勝負したり・・・


サッカーで勝負したり・・・


他のスポーツで勝負したり・・・


なんやかんや。


で、


負けたチームには罰ゲームがあるんですよね。


そこで、


この罰ゲームを利用して下さい!


いやらしい話なんですけど・・・


僕は指導者として、この罰ゲームに対する姿勢を見ています。


だから、


何人かの指導者も見ている可能性があると思うんですよね。


例えば・・・


勝ったチームはスクワット50回。


負けたチームはスクワット100回。


なんていう罰ゲームがあるとしますよね。


こんな時、


勝ったチームの選手はどうでしょうか?


50回で済むわけです。


ですから、


50回で止めますわね。


大概の選手が。


だからダメなんです。


だから!


その他大勢の選手と一緒なんですよ。


じゃなくて・・・


当たり前の顔をして100回やって下さい。


ここがミソです!


当たり前の顔をしてやるのです。


やってるアピールはいりません。


がんばってるアピールなんて見せてはいけません。


ハアハア言いながらやるなという事です。


何より、


当たり前の顔でやるのです。


いきなりやると、こう言われるでしょう。


「おい!50回でエエねんぞ!」


って。


じゃあ、こう言って下さい。


「あっ、そうなん?なんか調子エエから100回やってまうわ。」


って。


力を込めて言ってはいけませんよ。


クールに言うのです。


まあ要するに、


人と一緒の事をしていては、いけないんですよね。


その他大勢の選手になってしまうと信用を得ることはなかなか難しいという事です。


ちょっと話は変わりますが・・・


今年の初練習の時に子供たちに目標設定をさせたんですよ。


で、


こんな事を書いてる子がいました。


今年はホームラン5本打つ!


って。


良い目標だと思います。


ぜひとも頑張って欲しい。


目標を達成するために必死にスイングもしなければいけないでしょう。


でもね、


僕はまだその選手の事を信用していません。


練習態度とか・・・


生活態度とか・・・


僕との約束とか・・・


そういう点から考えても、まだ信用するわけにはいかないわけです。


でね、彼に聞いたんです。


「ホームラン5本打つためにはどうしたらいいの?」


って。


すると、


当たり前のようにこう答えました。


「頑張ってスイングします!」


って。


どうですか?


この子は全く分かっていないでしょ?


だから教えてあげたんですよ。


「もちろん、それも大事やで。けど、試合に出ないとホームラン5本は打てないんだよ。」


って。


「キミの練習態度は試合に出るに値するか?生活態度は?野球ノートは忘れずにしっかり持ってきてる?」


「・・・」


「『・・・』ってなるよな。キミの姿勢では。だから、今のままで試合に出れるなんて思っちゃいけないよ。今のままでは絶対に試合に出さへんから。オレは上手い選手に興味はないの。そんな選手はいっぱいいるからね。オレはやってくれる選手が好きなの。だから、オレがやってくれると思う選手を使うの。1試合で3打席。上手い選手は絶対に2本ヒット打ってくれるか?そんな事はない。下手な選手の方が2本打つ時もある。その意味を理解して下さい。上手いから活躍するんじゃないんだよ。だからこそ、やってくれると思わせられる選手になって下さい。野球界っていうのは、最終的にはやってくれる選手が勝ち残る世界やから。」


と。


「試合にさえ出れれば・・・」


こんな事を言う野球選手は山ほどいます。


でもね、


そんな事を言う暇があったら「なぜ試合に出れないのか?」を必死に考えた方がいいと思いますよ。


ぜひ、そういう事を考えられる選手になって下さい。


まあ、参考まで。


では、また。



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