こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
以前から暇があれば少年野球を
見に行ってたんですが、最近特に
見に行く時間を作ってます。
あ、別に知り合いのチームとかでなく
河川敷でやってる少年野球チームにです。
指導するとかじゃなくあくまで
通りすがりのおっちゃんとして(笑)
昨日もウチの息子と友達二人を連れて
野球を教えながら少年野球の練習を
見ていました。
少年達の頑張ってる姿を見て
清々しい気持ちにさせてもらいながら
やっぱり自分自身の勉強の意味も込めて・・・
すごく勉強になりますね。
良い意味でも悪い意味でも。
おっ、いい練習してるな~。とか
えぇ~!小学校4年生に
そんな難しい事させるの??とか
あの子は今、●●を意識して
スイングしてるんやな。とか
監督さんうまく説明してるな~。とか
そして、あの子は自分やったら
こう指導する。なんて考えながら
見学してます。
そして、感じた事を持って帰って
ベースボールバイブルの中で議論します。
例えば
昨日でも、お父さんコーチが選手たちに
言うんですね。
「こら!声を出せ!!」
すると選手が声を出すわけです。
「お~い!」
って言ってるのかな?
なんて言うてるか分からないような声です。
それを見てお父さんコーチは満足そうに
してるんです。
でもね、僕はそんな声必要ないのにな、
と思ってしまうタイプなんですね。
僕は、声っていうのは試合の中で
色んな気付きを共有するために
あるもんだと思ってるんです。
例えば、簡単に言うと、
ノーアウトランナー一塁。
どんな事が考えられるのか?
その考えを共有するために声を出します。
ワンアウト三塁のタッチアップの
対応と、一、三塁のタッチアップの
対応は間違いなく違います。
その違いを共有する。そのために声を出す。
「お~い!」なんて、しょうもない声を
出すくらいやったらボールに「集中せえ!」
って思ってしまうわけです。
多分、周りのお父さんコーチの中にも
いると思うんですよね。
「そんな声必要ないのに・・・」
って思っている人が。
こういう事って、コーチ同士でも
議論されていないと思うんです。
でも、あのコーチが言ってるから
否定するのはよくないし・・・
なんて感じで時が過ぎるんです。
でも、子供にとっては不幸な事ですよね。
だって子供にとって大切な事は、
どうすればパフォーマンスが上がるのか?
これだけです。
だから僕は、不要な声は必要ない!と
考えているわけです。
が!
これは僕の考えです。
ですから、今日も、この事について
ベースボールバイブル内で議論します。
そして意見が出てきます。
もちろん、いろんな意見が出てきます。
私の意見など一蹴するような
素晴らしい意見がどんどん出てきます。
こういう議論をして、私たちなりに
どんどん引き出しを増やしていっています。
それが私達の財産へと変わっています。
やはり野球人が何人にも集まって
議論するといろんな考え方がある事に
気付かされます。
あっ、そんな考え方もあるんか!
なんていう事は毎日です。
そういう気付きがあると、
自分の価値観だけで指導するのは
危険やなとも思います。
もし、時間が合えばいろんな指導者を
交えてディスカッションしたいくらいです。
それくらい指導法って様々なんだと思います。
情熱を注いで、善かれと思って指導していても、
受け入れられない場合があるかもしれない。
情熱を注ぎすぎるあまり強引な指導に
陥る場合も当然ありうる。
う~ん。難しい。奥が深い!!
だから日々勉強なんですよね。
ベースボールバイブルもみなさんと一緒に
常に進化していきたいと思っていますので
どうぞ、よろしくお願いします。