中国 狂乱の「歓楽街」
富坂聰
爆買い。
今はまだ観光客がブランド品や炊飯器を買ったり、せいぜい不動産や水源を買い漁っている程度のこと。
今に、おそらくは2~3年もしないうちに、日本の女子を買いに来るようになる。
今はまだ彼らを顧客ターゲットにしたような風俗産業はきわめて限定的だけど、そのうち歌舞伎町でも六本木でも、中洲でもすすきのでも、そういう店(デリバリーも含めて)が乱立するようになる。
戦後の進駐軍相手のビジネスを見てもわかるように、性産業とはそういうものだ。
そしてもちろん、爆買いの対象は刹那的なものだけでは終わらない。
日本の花嫁さんも買いまくる。
かつて日本人がフィリピンやロシアから花嫁を買い漁ったように、だ。
それは、必ずしも悪いことではない。
日本人男性と結婚して幸せな生活を送っているフィリピン人女性たちが少なくないように、日本の女子も彼らの土地に嫁いで幸せになるかもしれない。
それどころか、日本人女子が先を競って、海を渡ろうとするかもしれない。
まあ、それも時代だ。
しょうがない。
政府が国を叩き売ってるんだもんね。