#4224 勝抜・40 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

田子の浦で見たのか、それとも万葉集バージョンのように田子の浦からちょっと離れたところで見たのかは知らないけど。

ってか、これきっと、見てないよね。

又聞きの話かなんかを適当に詠んでみただけっぽい。

だってさ。

白妙ってのは、すでに雪が積もってる様子でしょ?

そこにさらに雪が降るかどうかは、どうでもいい。

最後の7文字が、完全にムダになってる。

というより。

雪の実際に降っている景色は、そう簡単には見られない。

完全に想像の世界。

臨場感がまったくない。

これは、失格。

No.4 by 山部赤人
田子の浦に うち出てみれば 白妙の
富士の高嶺に 雪は降りつつ

No.24 by 菅原道真
このたびは 幣も取りあへず 手向山
紅葉の錦 神のまにまに

No.49 by 大中臣能宣
御垣守 衛士の焚く火の 夜は燃え
昼は消えつつ ものをこそ思へ

No.77 by 崇徳天皇
瀬を早み 岩にせかるる おのれの身
割れても末に 逢はむとぞ思ふ