#4059 勝抜・21 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

こないだ、勇退、すると書いたが。

色恋なんてのもそのひとつなわけで。

いや、愛する妻がいて、娘がいるから、とか、そういう意味とはまた違って。

そういう制約一切おかまいなしに、もはや色恋なんてものが不可能な歳になってしまった。

もはや、恋愛対象として女子を見るなんてことは、ありえない。

せいぜい、きれいだな、かわいいな、と思うのが関の山。

そこから先の展開など、想像もしないし、期待もしない。

若い頃は、そういう境地になるのがすごく淋しいことなんだろうなと心配してたんだけど、意外や意外、これがラクチンでいい。

今まで、あれやこれやともやもやしていたのがアホらしくなる。

にしてもだ。

皇族方や貴族様、百人一首は恋の歌だらけだなあ。

*** *** ***

先週までに100首から80首まで絞り込んだ。

今週からの第2ラウンドでは、これを64首まで減らす。

まずは、おっさんのクセに女々しさが痛い、浅茅生、が失格。


No.1 by 天智天皇
秋の田の 刈穂の庵の 苫を粗み
わが衣手は 露に濡れつつ

No.18 by 藤原敏行
住之江の 岸に寄る波 夜さへや
夢の通ひ路 人目よくらむ

No.39 by 源等
浅茅生の 小野の篠原 忍ぶれど
あまりてなどか 人の恋しき

No.56 by 和泉式部
あらざらむ この世のほかの 思ひ出に
今ひとたびの 逢ふこともがな


No.78 by 源兼昌
淡路島 通ふ千鳥の 鳴く声に
幾夜寝覚めぬ 須磨の関守