僕は、消費税増税には反対(小規模事業者への免税廃止と仕入れ控除の廃止、輸出戻し税の廃止を優先すべし)だけど、増税の取り止めにはもっと反対。
去年、消費税増税は、完璧に民主的な手続きで決定された。
さらにそのあとの衆議院選では、増税を決めた自民党と民主党が(順位こそ入れ替わったものの)与党と最大野党というかたちで国民の信任を得た。
つまり消費税増税は、日本人みんなで決めたこと。
なんでそんな国民的合意を、簡単に踏みにじれという暴論が出てくるのか。
不可思議千万。
もちろん、増税を決めた時には予想もできなかったほど経済状況や外部環境が悪くなっているというなら、柔軟な対応も必要になってくるだろう。
だけど、現実はまったく逆。
あの頃からは想像もつかないぐらい、景気はよくなっている。(by
リフレ馬鹿)
それがバブルであれ勘違いであれ、GDPが潜在成長率をはるかに上回るペースで伸びているのは、事実だ。
今やらないで、いつやるの?
僕は、みんなで決めたことを意味もなく反故にすることには、断固反対。