「孫の教育費に充当する場合には贈与税を非課税にする」っていうのは、大賛成。
むしろ、なんで期間限定なのかとか、なんで上限金額がアメリカの私大で4年学ぶのに必要な額より低いのかとか、そっちにやや不満を感じるぐらい。
ってか、そもそも僕がずっと提唱してきたこと。
贈与税というのは、財産権の認められている国には馴染まない。
てめえのカネを何に使おうが、勝手じゃないか。
なんで税金なんぞ取られねばならんのか。
ま、だからこそ、贈与する側じゃなく、贈与を受ける側に課税されるんだけどさ。
働いて得たカネには税金がかかるのにもらったカネにはかからないっていうのは、おかしな話だもんな。
でも、だったら、贈与税なんかやめて、所得税に統一すればいいんだよ
とにかく、贈与税のあり方そのものを改めないといけない。
その内、贈与を受ける側がそのカネを教育費に使う場合に限っては、受ける側の所得税もまけてやろうっていうんなら、それも悪くない。
しっかり勉強して、日本の発展に貢献してくれ。
将来しっかり稼いで、税金もいっぱい納めてくれ。
これは経済効果がどうとか、ましてやデフレ脱却とか、そんなせこい目的のためにやるんじゃない。
税とはいかなるものであるべきかっていう、本質論の話なんだよ。
贈与税の所得税への統合と、相続税の税率100%化。
それまでの経過措置としてなら、教育費贈与税非課税、いいじゃないか。