ゴールデンウィーク中のある日、近所のプールに出かけた。
屋内の、温水プールだ。
さすがに混んでるかなあと心配してたんだけど、意外なほどガラガラだった。
このプール、夏はけっこう混んでるんだけどね。
印象としては、逆かなとも想ってしまいかねない。
夏には屋外で遊べるプールがたくさんあるから、わざわざ太陽の光の届かない屋内のプールを選ぶ人は少ないだろう、と。
冬場とか、まだ裸になるには肌寒いこの季節には、温水プールが大人気なんじゃないか、と。
でも、どうやらそうじゃないらしい。
人は、夏だからこそ泳ぎたくなる。
ワイルドブルーもシーガイアも、そこを見誤った。
一年中常夏だと言われても、寒い季節に泳ぎたくなる人はそう多くはないってこと。
同様に。
夏でもスキーができるというのは魅力的に聞こえるかもしれないけど、やっぱり人は冬にならないと滑りたくはならない。
だからザウスも、開業10年目の売却計画が頓挫した。(スキードバイはどうなるんだろうねえ)
その点、「泳げる温泉」的なイメージづくりに成功したスパリゾート・ハワイアンズは、うまくやったよね。
季節感っていうのは、やっぱりだいじなわけですよ。
もうちょっと暖かくなったら、スケートリンクにでも行こうかな。