#2476 郵貯 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

「集めたお金の使い道も決めずに上限を引き上げても、ゆうちょ・かんぽが国債引受機関になるだけ」という趣旨の発言を仙谷さんがしていた。

そうか、その手があったか。

国債引受機関にしてしまえばいいのか。

まあ、上限を2倍にしようが、あるいは上限を撤廃しようが、集まる金額にはおのずと限界があるんだろうけど。

基本的にすべての国債(国債は金融調節の手段でもあるので、市中銀行なんかもある一定量は持たざるを得ないのだけれど)をゆうちょ・かんぽに引き受けてもらう。

で、「日本の借金は自国民から借りているだけだから、どんなに増えても破綻することは絶対にない」と信じる人だけが、ゆうちょ・かんぽにお金を預ければいい。

言ってみれば、日本国政府の累積財政赤字とゆうちょ・かんぽをセットにして、日本経済からオフバランス化してしまうということ。

万一、政府が破綻したとしても、泣くのはゆうちょ・かんぽの利用者だけ。

一般の国民や企業、景気や経済には何の影響もない。(ゆうちょは信用創造していないので)

日本国債のようなリスクアセットが、そこらじゅうに散乱しているのはよろしくない。

1箇所に集中することで、万一の場合も悪影響が拡散しないよう、あらかじめ囲い込んでおく。

なかなかやるじゃないか、亀井さん。