日本には大化の改新の昔から、班田収授法というすばらしい税制があります。
さすがに今の時代、6歳になった時点で口分田を配られても困る人も多いでしょうか。
その部分は子育て費用の国庫負担を大幅に拡充していくということでいいでしょう。
そして、亡くなると同時にすべての資産を国に返納するという制度はそのまま継承できるのではないでしょうか。
つまり、世代間相続(配偶者相続は適用外)の相続税率を100%にするということです。
親の資産が子に引き継がれるということには、合理的な理由はありません。
遺産相続などということを認めるから、『格差』が遺伝するのです。
遺産相続などを認めるから、お年寄りが到底使いきれないほどのお金を溜め込んでしまって、お金がまわらなくなってしまうのです。
お金が世の中に回るようにするために、贈与税はうんと引き下げます。
お年寄り世代ではなく現役世代・子育て世代のもとにお金が集まる仕組みをつくることで、教育への投資も活発になります。
親が子に残せるのは財産ではなく教育のみ、という世の中につくりかえていく必要があると考えます。