#1773 元町 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

鞄を買った。

大きめのやつ。

A4冊子がすっぽり入る。

5部でも10部でも。

最近プレゼン資料を持ち歩くことが多いので、こういう大きいのが欲しかった。

ほんとは、皮の鞄が欲しかった。

ビジネスマンっぽい、カッコイイやつ。

でも、実際手に取ってみると、どうも僕には不釣り合い。

皮の鞄を持ち歩くには、まだどうも生き様が地に足が着いていない、というか。

で、あきらめて店を出ようとした時、入り口近くに並べられてあったナイロン素材みたいなバッグと目が合った。

目が合った、としか言いようがない。

バッグが僕を呼んでいた。

ひとめ惚れだった。

バッグの中を開け、その機能性にも満足し、大きさの割に軽いことも嬉しくて、3分足らずで即決した。

使い始めて約2週間、ずっと前からこの鞄だったみたいにしっくり来ていて、すっかり気に行ってる。

いい買い物ができるというのは、ほんとに気分がいい。

ところで、この鞄を買った元町のキタムラ界隈、久しぶりだったんだけど、ずいぶん賑わってたよ。

つい最近までは、廃れて滅び行く商店街、って感じだったのに。

地元っぽい人や観光客でごった返していた。

これは、何?

地下鉄効果が浸透してきた?

また近いうち、目的なんかなくていいから、ゆっくり散歩にでもこようかな、そう想わせるような、そこに行けば何かいいことありそうな、そんな楽しい雰囲気だったよ。