楽しみにしているという表現が適切かどうかわからないけど、必ず(場合によっては録画してでも)観ようと想って いるのが、今月10・11日のフジテレビの『はだしのゲン』 。
ほとんど漫画と縁のなかった小学生時代の僕が、唯一、読み耽った漫画。
教室の後ろの隅にある学級文庫には、基本的に漫画は1冊もなかったんだけど、なぜか担任の先生がこの『はだしのゲン』だけは自分で持ち込んでいた。
イデオロギー的なものにまったく免疫のなかった小学4年生の僕は、すっかり反戦反核に染められてしまった。
僕が何かの時に学校の先生に提出した作文のあまりにも左傾化した論調に、件の先生も腰を抜かしてしまい、親を学校に呼びつけたほどだ。
もちろん長い年月を経て、僕もいろいろなことを学び、いろいろなことを考え、自分なりの価値観なり物事の見方というものを身に着けているので、この漫画のことも極めて客観的に見ることができる。
必ずしも、この漫画のメッセージとは一致しない思想も、今の僕にはたくさんある。
それでも、やっぱり僕にとっては想い出深い漫画だし、制作側の力の入れ方もかなりなもののようなので、必ず観ようと想っている。
きっと放送後に感想を書くにはふさわしくないドラマなので、今のうちに記事にしておきます。
コメントをいただける方は、もちろん放送後でもかまいません。
いやあ、キャスティングもいいし、ほんと、楽しみ。