小泉圧勝と安倍惨敗。
昨日も書いたように、僕には決定的な原因はわからない。
安倍内閣はとんでもないけど、小泉内閣だってとんでもなかったし、その前からずっと、自民党政権はとんでもなかった。
その中で小泉内閣はまだましなほうだったかもしれないけど、安倍内閣だって森内閣や小渕内閣ほどには酷くなかたたはず。
僕には、結局、「選挙とはそういうものだ」という以上のことはわからない。
特に、小選挙区とか1人区の選挙というのは、ちょっとした支持率や得票の差が、獲得議席数の差としては大きく増幅されて出てくる。
実際、比例での得票は自民+公明で41%なのに対して、民主は39%で、獲得議席数でも21対20だった。
ほぼ互角だ。
それが選挙区になると、全国での得票総数は同じくほぼ互角なのに、議席数では24対40ということになってしまった。
やっぱりこれは、選挙制度のせいとしか言いようがない。
安倍惨敗の原因は、2割ぐらいは何らかの理由で支持者を減らしたからかもしれないけれど、残り8割ぐらいはそういう選挙制度のせいってことになるなんじゃないかな。
ってことで、その2割については、また後日。