僕はそもそもこの国の年金制度は崩壊しているという立場なので、不明記録が何千万件あろうが何億件あろうが、知ったこっちゃない。
そんなことは、制度全体が崩壊していることに比べれば、ほんの些細な問題だと想っている。
ただ、敢えてこのことに言及するとすれば、これはすべて社会保険庁のミス。
払ったはずのものが「未払い」扱いになっている人の記録を、ちゃんと払ったという扱いに改めるのは、当然。
それを「救済」と呼ぶのはおかしいだろう。
日本は国民皆年金の前提でやっている。
「未払い」の明確な証拠(督促状発送の記録とか)がなければ「推定払い込み済み」扱いのはず。
加入者の側に「領収書を出せ」とか言うのは、とんだ筋違いの要求だ。
悪いのは、言うまでもなく、社会保険庁だ。
ただ。
社会保険庁だけを責めてみても、あんまり意味がない。
単年度決算の税でさえあんなデタラメな使い方しかできないこの国の政府に、何十年もカネを運用するような業務ができるわけがない。
そんなのわかり切ってるくせに、それでも信用してカネを預けていたんだから、まあ、騙されたほうにも責任はあるよな。
だから、言ってんじゃん。
年金なんか、やめちまえよ。
ってか、良い悪いじゃなくって、能力的にムリじゃん。