高額納税者に対してムカついたりするの、おかしくね?
ほんとなら、「コノヤロー」じゃなくて、「ありがとう」だろ。
悪いことして稼いだカネならともかく、まっとうに稼いだカネで税金をいっぱい払ってる人に、なんで腹立てたりすんだよ。
国なり自治体なりで必要なカネをみんなで分担するのが税金でしょ。
世が世なら、みんな所得や資産に関係なく一律の金額を納税しましょうってな話になってもおかしくない。
それを今の制度の下、ざっくり言えば、たくさん払う能力のある人にはたくさん払ってもらおうってことになってる。
そうやって頭割りよりもたくさん払ってくれる人に、感謝することはあっても文句言う筋合いはないよね。
ってかさ、税金を納めることは尊いことだっていう風潮をつくっていかないとダメなんじゃないの?
個人的には、たとえば所得税を1億円以上払ってる人は駐車禁止の場所にでも1時間までなら停めていいとかいう特権をあげてもいいと想うんだけど、なかなかそれは納税者一般の合意が得られないだろうから、せめて高額納税者に対する感謝の気持ち、これぐらいはあってもいいんじゃないかなと想う。
もちろん、高額納税だけじゃなくて、100円のものを買ったら5円の消費税を払う、そういうあたりまえの、逃れようのない税金だって、ちゃんと払うことが尊いことなんだって子どもには教えていかないと。
学校で教えてくれないなら、僕はわが子にだけは自分で教えようと想う。