日大藤沢がサヨナラホームランで敗退するのを観ていて、テレビの前でガッカリしてしまった。
この学校には何の想い入れもないんだけど、やはり神奈川代表ということで、知らず知らずのうちに応援する気持ちになっていたのだろう。
都道府県という行政単位の現代的存在意義や合理性・正当性についてはともかく、あまりに長いあいだこの枠組みに慣らされてしまったので、すっかり都道府県単位で物事を考えるクセがついてしまった。
都道府県がなくなれば、高校野球の予選だって新しい区割りを考えないといけなくなる。
ただ、それを面倒だと感じるか、今よりも平等な予選方法に切り替えるいい機会だと捉えるかは、人それぞれだろう。
高校野球以外にも都道府県が単位になっているような制度はいろいろあるだろうが、それが習慣以上の意味を持つようなものは、それほど多くないように想う。
とはいえ、都道府県がなくなってしまうと修復不可能なほどの大混乱に陥ってしまうような物事がないとも限らないので、このへんはじっくり精査していかないといけない。
もし何かそういう例を想いついた方がいらっしゃったら、ぜひ教えていただきたいと想いますので、よろしくお願いいたします。