日銀が金融政策を決定するに際して、政治からの圧力があったとかなかったとかいう話になっている。
政府・日銀ともに圧力の存在を否定しているけれども、それは立場上否定するしかないから否定しているのであ って、誰がどう見ても圧力はしっかりかかっていた。
では、政治からの圧力がいけないのかと言うと、そんなことはないと想う。
日銀の金融政策の結果に対して、日銀が責任を持つのは当然のこととして、政府ももちろん、直接の責任を問わ れる。
だから、首相、財務大臣ら金融関係の閣僚や、産業政策を担っている閣僚が、言論の自由によって圧力をかけるのは、悪いことでもなんでもない。
日銀も、その圧力を撥ね退けてでもみずからの主張を押 し通すべきかどうかという立場で判断すればいい。
ただし。
閣僚でもなんでもない人たち、より具体的には与党の党幹部たち、この人たちの発言まで真に受ける必要はない。
あくまでも、一政党の幹部としての発言にすぎないのであって、政府の立場を代表するものでもなんでもない。
そんなもの、新橋の酔っ払いのおっさんの戯言と同じぐらい、あくまでも1人の国民の声(それも大切なんだけ ど)でしかない。
これは、圧力ではない。
あ、そういう意味では、圧力はなかったのかな?
でかい声で牽制してたのはダブル中川だけだし。
優しいおばさまの声のことは、誰も最初から圧力だなんて想ってないだろうし。
そうだね、ごめん。
前言撤回、圧力はありませんでした。o(^▽^)o