#1337 年越 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう


汐留



1日は、日の出から日没を経て次の日の出までの時間。


1週間は、聖書のお話以外に、あんまり意味がない。


1ヶ月は、もともとは新月から満月を経て次の新月までの時間だけど、太陽暦の下ではあんまり意味がない。


1年は、4つの季節が一周する時間で、とってもだいじなんだけど、1年の始まりが1月1日なのは、やっぱりあん まり意味がない。


特に日本では、会計年度や学年度が4月から始まるので、4月1日のほうが実質的な1年の始まりなのかもしれない。


アメリカやヨーロッパでは12月決算のほうが一般的で、外資の銀行に復帰したプロパンガスにとっても、少なくと も仕事に関しては、1月は新年度の始まり。


俄然、力が入る。


ディーラーにとっては、過去の実績なんてもの、どんなにすばらしくても、そんなものは屁の突っ張りにもならない。


1年間の成績そのものが、すべて。


ましてや、業界での経験はともかく、この銀行での実績がまだまったくないプロパンガスにとっては、来年の成績だけで評価が決まる。


同僚たちや上からの信頼を勝ち取るためには、来年は何が何でも数字を叩き出さないといけない。


もちろん、実力以上のものを出すことなんてできるわけはないんだけど、持てる力は余すことなくすべて出し切らな いといけない。


いつもとは全然違う、身の引き締まる想いで正月を迎えることになりそうだ。


ところで。


キリストの生まれた年が、西暦1年なんでしょ?


で、その年のクリスマス、つまりキリストが生まれる前、 たとえば西暦1年12月20日、それって、AD1年じゃお かしくない?


まあ、BC1年ってわけにもいかないんだろうけどさ。


キリストの誕生日を1月1日として設定したほうが、自然 じゃないのかなあ。