#1335 目的・2 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

今月17日に書いた道路特定財源についての記事をmixiで紹介してくださった方がいて、以来、メールをいただいたりして、激励していただいている。


本来冒頭にでも書くべきプロパンガスの主張の前に、ダラダラと一般論の紹介的なことを書いてしまったものだから、多くの方が「つまらない」と 判断されたのも当然。


そんなわけで、反響をいただくまでに若干のタイムラグがあった。


個人的には当たり前のことを指摘してるだけのつもりなのだが、他に同様の主張をしている人があまりいないようなので、もういちど繰り返してみる。


道路特定財源の一般財源化が妥当かどうかは、ここでは問わない。


いろんな意見や利害が複雑に絡み合うテーマだということは、百も承知。


ただ、国税部分だけで3兆5千億、地方税分をあ わせると5兆を超えるほどの税源を、目的税から一般税に切り替えるということは、新税の導入にも匹敵するほどの重要な国民的課題。


これだけを争点に、総選挙をやってもいいぐらいだ。


なのに、「目的税として導入された税が、国民の信を問うことなく、一般税化される」という前例をつくってしまった。


こういう前例が出来たということは、今後、たとえば福祉目的だとか、年金財源だとかいう名目で消費税を上げようとしても、もう誰も信じないということだ。


この国では、目的税の導入が不可能になった。


とてつもない禍根を、将来に残してくれた。


マスコミも、民主党も、そこんとこ突かなきゃ ダメじゃないの?