たとえば沖縄みたいに、時の政権与党が本気で立ちはだかってくるような場合には、そう簡単に勝てるものではない、たまには負けるのもしょうがない。
だけど、和歌山、これはどうよ?
民主党は、候補者を立てることすらできなかった。
不甲斐ないにもほどがある。
たしかに和歌山と言えば、衆参5議席全部を自民に押さえられている保守王国。
民主党の基盤が弱いのは百も承知。
だけど、来夏の参院選で、現職の補佐官を叩き落とせば、一気に陣営が勢いづく、大切な選挙区ではないか。
東尾修なり、坂本冬美なり、もちろんタレント候補でなどなくていいのだけれど、一発大逆転の可能な人材をキープしてないってのは、何ごとなんだよ。
都道府県知事や政令都市の市長に候補者も立てられないで政権交代だなんて、チャンチャラおかしいっつーの。
くりかえすけど、来夏の参院選の最重点ポイントは、和歌山と岡山だよ。
この2つの選挙区で自民の新旧の実力者を抑え込めれば、仮に総数で負けたとしても、流れは一気にこっちにくるぞ。
済んだことは、もう問わないことにしよう。
だが半年後の決戦、ゆめゆめお忘れなきよう。