テポドンは、飛ばない。
テポドンのリスクが気になってUSDJPYをショートにできない人は少なくないのだろうけど、プロパンガスは個人的に、今回はテポドンは飛ばないと判断した。(飛んでも責任は一切取れませんけど)
まず第一に、すでにDPRK側がこれを交渉の材料だと認めていること。
DPRKの韓成烈国連次席大使は20日、「ミサイル試験発射を米国が憂慮していることは知っている。それなら交渉を通じて問題を解決しようというのがわれわれの立場だ」と述べた、と報じられている。
これは、「撃つ気はありません」と宣言しているようなものだろう。
それから、アメリカが本気モードで迎撃体制に入ってること。
アラスカのフォートグリーリーの9基とカリフォルニアのバンデンバーグの2基の迎撃ミサイルを、「試射モード」から「実戦モード」に移行させたと伝えられている。
横須賀に配備されているミサイル駆逐艦2隻(カーティス・ウィルバーとフィッツジェラルド)も朝鮮半島沖に配備されたらしい。
ミサイル発射したはいいけど、迎撃なんかされたら目も当てられない。
「人工衛星打上成功!」とばかりに国威発揚を図ろうとしているのに、迎撃ってことになれば、国威も地に落ちる。
テポドン、飛ばすに飛ばせなくなってしまったようだ。