#1140 奏鳴 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

バップ
冬のソナタ DVD-BOX vol.1

ついに観終えた。


全20話を観るのに、なんだかんだで半年以上かかった。


「どうせつまらないに決まってる」のひとことで一蹴するのは簡単なことだけど、観てもいないくせにエラそうなこと言うのがイヤだったので、意地で最後まで観た。


最後まで観た上で断言するが、つまらん


ムチャクチャなストーリー展開、しかもその展開への布石の打ち方が杜撰でバレバレ。


第1話を観ただけで最終話のオチがほぼ予想できたという人も少なくないだろう。


日本のトレンディードラマなんかだと、つまらないんだけどどうしても次が気になって観てしまうみたいなこともあるんだけど、そういうのもまったくなかった。


だって、観なくてもわかってるんだし。


ヨンジュンさんがカッコイイかどうかはともかく、その他の出演者はパッとしないしね。


ジウさんなんて、女優とは想えないぐらいジミな風貌だし。


やっぱ映画でもテレビドラマでも舞台でも、観たあとに幸せな気分になれるかどうかが大衆娯楽の評価の基準になるんだろうけど、その意味では、これなんかはまったくもって前近代的な作品ということになるね。


ま、でも、とにかく、観ておいてよかったと想う。


いろんなとこでいろんな人と共通の話題にできそう。


あ、それから、このドラマの中で1つだけ好きだったものがある。


それは、キム次長の着こなし。


ファッションセンスのいい人の目にどう映るのかは知らないけど、ちょっとマネしたいと想うことが、たびたびあったよ。


次長っていう肩書きの持つ、どういう立場なのか全然わからない響きも良かったし。


(「副社長」ぐらいの意味なのかな。でもマルシアンって、理事と次長と受付の姉ちゃんしかいないんだから、「副社長」もへったくれもないよね)