4月のG7明けに穴をあけたギャップを今週は埋めにいくんじゃなかろうか、多くのレポートがそう書いている。
少なくとも、そのことに触れていないようなレポートはない。
多数派の意見に与することの少ないプロパンガスも、チャートを素直に見てそう想う。
で、ギャップがどこにあるのかを特定しておく必要があるのだけど、どうしてみんなちゃんと書いてくれないのかな。
まずギャップの下限、これは4月24日(月)シドニー高値の116.15。
上限は、4月21日(金)NY安値の116.55ってことになる。
この「ギャップは必ず埋められる。何日かかるかわからないが、きっと埋められる」というジンクスは、必ずしもそのファーサイドエンドがレジスタンス(またはサポート)になることを意味するわけではない。
今回のパターンで言うと、去年の高値=12月5日東京の121.40から、その後の安値=5月17日ロンドンの108.97の61.8%戻しが116.65にあるから、そこがターゲットであり、ベアにとっての最終防衛ラインになる。
週足一目均衡表の雲の上限もちょうどそのあたりにあるようだしね。
今週中ぐらいにこのターゲットをきっちりヒットして、遅くとも来週のFOMCを見極めたら、再度ドル売りの季節かな。
ベンちゃんの言ってること、要約すると「スタグフレーションまっしぐらです」ってことだもんね。