#1078 往復・2 | プロパンガス

プロパンガス

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先週月曜日 、118円台でみんながブルブルになっていた時に、どうせ116-119のレンジ、きっとまた116円台だよ、と書いておいたら、イースター前という時期はともかく、おおまかに言って、当たった。


当たった時は大きな声で自慢しておかないと、ハズれた時にはどこかの人気ブログに「相場の世界でプロは育たない」とか言われちゃうもんね。

(↑自分がハズした時には侘びの言葉もねぇなぁ)


で、そんなことを書こうかと想っているうちに、東京時間に重かった117.15/20を抜けて、上がって来てしまった。


そう言えば今日のNYカットの118.00はデカいんだったなあ。


やっぱり、これ、結局は116-119のレンジなんだよ。


オーバーシュートしても、せいぜい上下50銭。


もちろん、こんな安易な予想がいつまでも当たるわけはないんだけど、レンジをどっちかに突破してから次の展開を考えても遅くないんじゃないかな。


ちょっと真面目な話をすると、昨日の議事録がらみであんまり売りたくなかったのは、いちおうちゃんとした理由がある。


ご存知のとおり、あれは3月27・28両日の会合の内容。


WTIが64ドル台、XAUが560ドル台で、その頃から比べると、どちらも10%ほど急騰している。


巷のインフレ懸念は、まったく別物になってしまってるんだな。


同じメンバーでも、もし今日会合したら、全然違う内容になってくるんじゃないかな。


6月の利上げが遠のいたなんて判断するのは、全然時期尚早だと想ったわけだよ。


もちろん、個人的には、(中長期的な)ポジションで金利の高い通貨をロングにするのは愚の骨頂だと想っているので、6月がどうとか8月までならどうとかでドルを売ったり買ったりはしないけど、世の中が次の次のFOMCの行方とドルの動向を結び付けて考えているなら、短期的にはそれに付いて行かざるを得ないわな。


プロですから。


相場の予想なんて、5割の確率を大きく超えて当たるようなもんじゃない。


ましてや、「公に発表する」予想なんて、当てようとすら想ってないし。


予想が当たった時に儲けるのは、誰だってできる。


予想がハズれた時でも利益を捻出したり、あるいは損失を最小限に抑えることが出来る、それがプロってもんなんですけどね。


で、手のうちバラすと、116円台のロングはさっさと利喰って、さっき117.92からショートに入った。(ここまで書いて、守秘義務規定大丈夫か?)


118円台も売り上がる。


116-119と心中するような気分だよ。