暑い夏にはやっぱりビールだねえ、とは良く聞かれる言葉だ。
実際、今年の夏もビールの売上が好調らしい。
斯く言うプロパンガスも、最近はビールばっかりだ。
が、ほんとうに、そうか?
たとえばダイビングのあと。
タンクの空気は非常に乾燥しているので、30~40分も潜っていれば、ノドはカラカラになる。
暑い季節にウェットスーツなど着ているので、汗もダラダラ。
カラダが極度に水分を欲しがる。
たいていの場合、帰路のクルマの運転があるので、ここでビールを飲むわけにはいかない。
かといって、水分が一気にカラダじゅうにしみ込む快感を、水や麦茶のそれで妥協するのは癪だ。
がんばってさらに2~3時間、水分補給をガマンする。
極限状態に追い込んで飲むキンキンに冷えたビールは最高だ。
(アフター・スキーのビールにも同じ快感があるらしいね)
ところが、ビールをどんなに冷やしたところで、その温度の低さには、おのずと限界がある。
言うならば、ビールの冷たさでは満足できない。
ビール以上にぴったりなのは、
たとえばウーロンハイなどの、氷がたくさん入った飲み物だ。
これなら、0℃近くまで冷えてるし、すぐにはぬるくならない。
ということで、ほんとうにノドの乾いた時は、ビールではダメだ。
ということ。