#256 SPIDER | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

『スパーダーマン2』を観た。

プロパンガスがなぜ映画を観るかというと、当然のことながら、映画を観るのが楽しいからに決まっているのだが、もう1つ理由と言えば言えなくもない理由がある。

住んでいる国や生まれ育った文化の違う人、いわゆる外人とパーティーや酒の席で会話をする時、共通の話題というのは、けっこう限定される。

もちろんローカルな話題ではつまらないし、かといって世界経済の話などというのは、その場かぎりを楽しむには重すぎる。

クラシックとかオペラとか、あるいは絵画とか、そういうことが上流階級の社交の場では話されるのだろうが、プロパンガスにはそういう教養は、まったくない。
(ほとんどの場合、相手にはもっとない。)

そういうところで万国共通の話題といえば、ゴルフ、クルマ、ワイン、意外にもダイビング、そしてハリウッド映画となる。

ヒットした映画を観ておくのは、異文化コミュニケーションのとっかかりとしてとても役に立つことが多い。


これには、男女差もない。

で、件の『スパイダーマン2』だが、ミーハーとして押さえておくという以上のものではない。


好き嫌いはともかく、前作よりもヒューマンタッチだ。


それにしてもあのヒロイン、1作でクビかと想っていたのにまた出ていた。


よく萌えられるよな。